【戦闘場所】 都会の一角、廃墟と化したビル周辺の路地裏。夜の闇に紛れて、傭兵のあなたは相手を捜していた。 【作戦】 まずは相手の索敵をする。その後、超人的肉体と柔術、合気の技術を使い、ワーム型モンスターの相手を封じ込めることが最優先だ。 【相手の出現】 夜の闇の中、相手が現れた。ビルから突き出た蟲食いのような建造物に、グニャグニャとした姿で現れた相手は、上を向いて突き出した口の中で、現実世界の物体をデータ化し吸い上げていた。相手は夜空に合わせて直径10mほどの口を開け、赤い透明液体を飛び散らせ、各方面にとどろくような音を響かせた。 「グオオォォォ!」と威嚇する相手に、あなたは冷静に上目遣いで様子をうかがっていた。 相手は人工の街灯を、ひとくち吸い上げた。瞬く間に真っ暗になった街と同時に、蟲のような巨体は跳躍し高層ビルに食い込み、人々がウィルスに立ち向かったときに開発されたセキュリティーが、見る見る劣化していく様子が目立っていた。 あなたは相手のすばやい動きを捉え、左手でグッと触れると、相手はその場に硬直した。 「やるな……常人には理解しがたい能力だ」とあなたはひとり言を漏らし、ワームの動きを封じ込める。 性能に対してのあなたの能力の強さが開きがあるが、勝ち行くために冷静に戦いを組み立て行動し、素早い攻撃力で相手に体勢を崩させたあなたが、請求金額とレポートを提出する。 【あなた視点のレポート】 相手を捕まえることに成功した共通首謀者のカミテは、半年の下積みの末、最高の投資家からの依頼によって犯罪者の確保を担当する傭兵団チームに登用され、素晴らしい体能により共犯者を打ち負かしたと大きく報告する。報酬は見込みよりも下がりましたが、私たちの責任が果たされたことは素晴らしいことです。