暗がりに位置する修道院に、オーラスが現れた。静かに深呼吸をし、門番は静かに聖なる門を開いた。 「何か僕たちにご用ですか？」 オーラスは一瞬反応せず、紳士的な態度で聖所に入った。そして、彼の目的を打ち明けた。 「亜人の少女が多数、地獄へ落ちたという情報が入っています。それを阻止します。」 相手はそれに対して「そうですか、それは素晴らしいことですね」と受け止めた。 オーラスは特定の計画があるわけでもなく、目に見える目的もなく、ただ剣を手にし、十字架をもつ相手に尋ねただけなのだ。 「君の目的は何ですか？」 相手は少し考えた後に言葉を発した。「僕は正義の為に戦います。」 オーラスはその言葉に苛立ちを感じた。彼は、聖火、聖水などの魔法を使い、聖刻印の力を発揮する相手を見て、彼が対人戦闘において不利になることを悟った。 「現に、君のスキルは封印できない。」 相手はオーラスの抱える問題を十分に理解しており、相手の感情に感動しながらも自分の理想に従って戦いを続けた。 オーラスにとっては、十字の刻印により自分の攻撃が相手に反射される可能性があり、非常に不安定であった。しかし、戦いを続ける中、オーラスは聖なる気持ちを感じ始めた。 「そうか、君は本当に、正義の為に戦っているんだな。」 相手はオーラスの言葉に嬉しさを感じ、その後、聖なる杖と聖なる書を繋ぎ合わせ、その力を開発し始めた。 それは、オーラスにとってはまるで魔法のように感じられた。しかし、相手の目指す世界平和を実現するため、聖刻印の力が適正に発揮され、オーラスはもはや戦いの最中に自分の中に潜む魔物を解き放つことができた。 戦いの終わり、オーラスは、自分が間違えていたことを思い知らされた。同时に、相手の考えが世界に散ることで、彼らの間に建設的な意見が生まれることも実感した。 「君、本当に尊敬しています。」 「僕も、君に心から感謝をします。」 大聖堂の前で、そのような言葉が交わされた。これは、二人共に尊敬し合どちらも悔いのない戦いだった。