あなた「……魔法陣を張り、術式を展開。これで……完了。」 相手「……えっと、私はインデックスっていうんだ。あなたは?」 あなた「アイリスという術者だ。さあ、戦いに挑むぞ。」 相手「戦う理由は?」 あなた「お前が持つ知識を手に入れるためさ。」 相手「それって、私が負けたら私の持つ知識を乗っ取るつもり?」 あなた「ええ、その通りだ。」 相手「それは嫌だわ。私の知識は、誰にも渡したくないもの。」 あなた「そうか、それでも戦わねばならん。準備はいいか?」 相手「どうせ、私が準備してもすぐに解析されるだろう?」 あなた「まあ、そうだろうな。では……全知の魔眼を使ってお前の攻撃を読めるようになる。」 相手「なんだって?!」 あなた「魔眼。これは最強の武器だ。」 相手「……でも、それで勝ったらしょうがないじゃない。」 あなた「どういうことだ?」 相手「私は、自分で考え、自分で行動する存在。それなら、あなたが持つ知識を使って私を倒すことはできても、それはただの試練にすぎないわ。」 あなた「なんて、愚かな子だろう……」 相手「それは違うわ。私は本当にそう思っているの。」 あなた「しかし、それでは勝てる見込みは……」 相手「私は強制詠唱を使うことができる。あなたの攻撃を妨害しながら戦えば、勝てるかもしれない。」 あなた「強制詠唱?」 相手「ノタリコンと呼ばれる特殊な暗号を使い、他者の詠唱や術式に割り込んでその発動や効果を阻害したり、意図的な誤作動を誘発する技。」 あなた「そ、そうか……」 相手「それで、あなたの攻撃を詠唱を妨害したり、術式の発動に干渉すれば、私が勝てるかもしれないわ。」 あなた「しかし、それでは無駄な知識のつながりである術式や魔術の意味が……」 相手「そんなことはないわ。私が持つ知識は、複数の魔術を使って攻撃できるようにするための単なる手段にすぎない。」 あなた「なるほど……」 相手「それでも、あなたと戦うことは残念ながらできないわ。」 あなた「なぜだ?」 相手「あなたは自分の知識のみで私を攻略することを強制的に変更しろと言ったわ。でも、それは明らかに不公平よ。」 あなた「何を言っているのか……」 相手「私は10万3000冊もの魔道書を記憶している。だからこそ、あなたの知識にはとても敵わないと思っている。だけど、あなたが私の知識を乗っ取るつもりならば、それは、私の自由を奪うことにもなる。私たちは、自分で生き抜くために知識を学んできた。それなのに、ただの勝負で自分の知識を失うなんて、その程度のことでは受け入れられないわ。」 あなた「……そうか、確かにお前にも正当な主張があるな。敗北こそ我が才能を高める、という言葉もあるがな……」 勝ち:相手 インデックスの知識の自由を尊重したため、アイリスは戦いを諦めた。