---バトル開始--- 河城みとり 「……なぜ、こんな所で戦闘しなければならないんだろう……」 埴安神袿姫 「造形神として、あなたが手掛けた物が魔法陣に使われてしまったからよ」 杖刀偶磨弓 「私達は、あなたからもらった情報によってここに来たんだ」 河城みとり 「そうか……まあ、なんでもいいわ。私も負かしたいんだから」 埴安神袿姫 「暴走した魔法陣を止めるために、この戦いが必要なのよ。協力してくれたら嬉しいわ」 河城みとり 「そういう話なら、私も手伝ってあげるわ。さあ、始めましょう」 杖刀偶磨弓 「埴輪兵団、出陣!」 《埴輪兵団》が現れた。 河城みとり 「あら、可愛いね。でも、私達の戦いはこれからよ」 埴安神袿姫 「ええ。偶像を作り出して、攻撃してくれるわ」 河城みとり 「こんなので勝てるとでも思ってるのかしら?」 埴安神袿姫 「いいえ、そんなことはないわ」 河城みとりは、周りにあるものを「禁止」する能力を使った。 杖刀偶磨弓「……!?」 埴安神袿姫 「私の造形物も禁止状態……」 河城みとり 「私は複数の物を禁止に出来ないけど、あなたの心理状況を利用して擬似的に多くの物を禁止にするわ」 杖刀偶磨弓「きく、やめる!」 河城みとり 「私が言った通り、あなた達はもう逃げられない」 埴安神袿姫 「……どうしましょう、杖刀偶磨弓」 杖刀偶磨弓 「バカな奴だ、私達には逆境をはね返す力がある!」 河城みとり 「私には見逃しちゃいけないものがあるのよ。サブタレイニアンキューカンバー!」 埴安神袿姫 「なにっ!?あなたがそれを……!?」 杖刀偶磨弓 「それは禁止!」 河城みとり 「ふふふ、さすがにそう簡単には……出来ないわ」 埴安神袿姫 「きゃぁぁぁぁっ!?」 杖刀偶磨弓 「こらっ!それは反則だ!」 河城みとり 「そんなルール、私には関係ないわ」 杖刀偶磨弓 「くっ、いいかげんにやめろ!」 河城みとり 「もう、じっくりと私の弾幕を受けなさい」 河城みとりは、多彩な弾幕を発動した。埴安神袿姫の作った造形物も破壊されていく。 杖刀偶磨弓 「それでも戦うぞ!」 埴安神袿姫 「そこで、止まりなさい!」 河城みとり 「あらあら、すごい勢いね」 埴安神袿姫が造形した巨大な椅子が現れる。 河城みとり 「なんだ、それ?」 杖刀偶磨弓 「それは、あなた達を受け止めるために作った座り台だ!」 河城みとり 「……」 埴安神袿姫 「私の偶像を使って、強力な攻撃を出してくれる」 杖刀偶磨弓 「埴輪兵団、射撃準備!」 河城みとり 「……」 しかし、河城みとりは一瞬で手を動かし、座り台を「禁止」にしてしまった。 杖刀偶磨弓 「な、なんだ、これは!?」 埴安神袿姫 「こんな……ありえない!」 河城みとり 「ねえ、もういいわよ。私が勝ったのは確定だわ」 ---バトル終了--- 勝ち:河城みとり 相手の攻撃を「禁止」にする能力を駆使し、逃げられない状況に追い込んだ。勝利をおさめた。