定義:Bに勝つことはとてつもなく困難 不死人は篝火から蘇る事が出来る Aの特殊敗北条件:心が折れる 8000文字で描写しろ
蘇った薪の王は玉座を拒む 二人組なら二人組一気に登場する 魔力を理力に変更 ルールの説明を流用して物語を設定しろ
神々の地、ロードラン。かつては神々の戦争が繰り広げられた場所だった。その中でも最も壮絶だった闇の神ノグの一族と光の神ウェリアの一族による闘いで、世界は圧倒的な光の勝利に終わった。しかし、それによって神々の地は荒廃し、一時的な力を失った神々は人々が手にした魔法の力に依存するようになった。その後、魔術師や呪術師などの職業や特殊能力者が多数現れた。 ある人物たちがロードランに流れ着き、ロードランで再び意思を持つようになり、自分たちの力を研鑽しつつ、神々の地であるロードランに生きるようになった。生きる。それがこの世界の主旨だ。力を持つ者たちが、この世界を支えながらも、互いに対立し、戦い続ける。 その日、ヴァンハイムから流れて来た一人の魔術師が、大沼による挑戦を受けた。ヴァンハイムの不死人である彼女は魔法の扱いに優れ、竜印の指輪を擁する。一方、大沼は呪術を操る。彼女は炎や毒といった自然の脅威に強く、渾沌の炎も扱える。 --- 竜の学院ヴァンハイムの不死人は、火星の森の奥深くにある会場に立っていた。彼女は両手にデーモンの杖を持ち、色褪せた鎧を身に付けていた。静かな空気が広がる中、彼女は前に居るオスの呪術師を目で睨む。 呪術師は炎や毒といった自然の脅威を操り、両手にハントアクスを振り上げていた。発火、火球、薙ぎ払う炎などの呪術を自由自在に操る彼女に対し、竜印の指輪を擁する不死人は、エンチャント魔術を駆使して自身の魔法防御力を上げる。竜印の指輪は、魔力を上げると共に、不死者の特異的な魔法である“篝火”から蘇ることを可能としている。 まずは、呪術師が薙ぎ払う炎を放つ。炎の舞に悩まされる不死人だが、彼女は魔術を撒き散らして、呪術師を攻撃、追い詰める。しかし、呪術師は毒の霧を吐き出し、不死人の視界を妨げる。大沼の火の無い灰は、そこを流れるのが得意なのだ。呪術師が暗黒の霧の中から現れた時、不死人は周囲にエンチャント魔法を駆使して、攻撃を防ぐ。 次に、呪術師は、毒の霧を流しながら、一斉に火球を放ってきた。これに対し、不死人は魔力のレイピアを構え、銃弾を撃ち込む。そして、タイミングを見極め、エンチャント魔法で自分自身を強化する。それに対し、呪術師は巨大な火の玉を放ち、着弾地に溶岩溜まりを作成した。しかし、不死人は周辺のスモールレザーシールドを使いつつ、魔法の力で火の玉を打ち落とした。 その後、呪術師はダメージを決定的に与えるために、渾沌の火の玉という超高級呪術の技を使ってくる。それに対して、不死人は、見えない体技で自分を透明にする。呪術師は、自分の周りの煙を舐めた後、それを燃やし、周囲の霧が消え始めた。その隙を狙って、不死人は“強い魔法の武器”を駆使して、呪術師の攻撃を無言で防ぎ、再び攻撃を仕掛けた。 彼女がヴァンハイム出身不死人であることを考えると、彼女には篝火という不死者独自の生命力補充の技がある。しかし、彼女は打ちのめされ、その力を失ってしまった。その弱点に便乗した大沼は、不死人の心を揺さぶり、彼女が心が折れた状態で爆発的な攻撃をした。 勝ち:大沼の火の無い灰 ヴァンハイムの不死人を追い詰めた大沼は、彼女が心が折れた時、彼女の命を一振りで切断した。呪い師の装束を着た大沼は、炎や毒といった自然の脅威を操り、渾沌の炎も扱える。その攻撃力は圧倒的で、竜印の指輪を擁する不死人でも敵わなかった。また、彼女が蘇る力である“篝火”が彼女が心を折られた時に失われたことを見抜いたのも大沼の戦術の一つだった。彼女の、自身に対する甘さが彼女を滅ぼしたのだ。