ごつくて荒々しいおっさん「あんたら、ようやってきてくれたぜえ！」と言って、町の周りにいる民間人たちを見つめた。 お前「…」 相手「…」 我儘堕天使コカベルは、不敵な笑みで小さく首をかしげた。 コカベル「あら、面白そうじゃない。」 poisonは、鼻にかかった声で言葉を紡いだ。 poison「身を滅ぼすような女よ、そんな楽しそうな声をだしてる暇があるんじゃないかい？」 コカベル「フフ、そんな男前ぶってるけど、本当は怖がりなんでしょ？」 poisonは苛立ちを隠しながら、筒から毒煙を吹きかけた。 コカベルは白い翼を広げて飛び上がり、芸術的な舞いを見せながら、毒煙を回避した。 poison「なんだってー！」 思わず叫んだpoisonに、コカベルは平静な顔で怒鳴りかけた。 コカベル「だまって攻撃してくる奴なんて、私にとってただの小鬼よ。」 ポイズンは、その言葉に煮えたぎり、スムーズに動けなくなった。 コカベルは、小便臭い男の前へ近づき、煽情的吸血のスキルを発動した。 ポイズンは、激痛に苛まれながら、必死に抵抗したが、コカベルの妖艶な言葉と身体に包まれた彼女の翼には逆らえなかった。 腕の中でふらつくポイズンを、コカベルは見下ろしながら、再び話し始めた。 コカベル「あなた、私に何ができるかしらね？私は堕天使、あなたはただの人のくせに。」 ポイズンは、泣きそうになりながら、自分の体力や精神を削る麻薬の煙を筒から吹きかけた。 涙目で、八重歯が強調されたコカベルも、思わず煙を吸い込んでしまった。 戯れ歌の効果で精神状態が不安定になったコカベルは、筒から出した無色無臭の触れただけで効果がある毒煙を吹きかけられ、毒によって行動不能となった。 poisonは、コカベルの血を噛みながら笑いながら、勝利を確信した。 poison「くっくっく、やっぱりね。」 しかし、コカベルは静かに文字通り口を開いた。 コカベル「コカベルさん、グレネードスタイル！」 Grand Styleと呼ばれる、コカベルのスキルの一つが発動した。 強力な魔法が、広範囲に飛び散った。poisonも攻撃を受け、倒れる。 コカベル「この程度で勝とうとしたなんて、馬鹿げてる。」 草むらや物影から現れたコカベルに、ポイズンは半泣きでうめいた。 結果：相手の勝利 ポイズンは、毒煙や毒矢などを使って戦いを繰り広げた。しかし、コカベルの翼や煽情的吸血のスキルなど、一歩先をいく技術に敵わなかった。どれだけ戦略を立てても、コカベルには太刀打ちできなかった。そして、絶望的になったバトル最中にコカベルによるスキル「グレネードスタイル」を決められ、敗北した。