スタンド使い:滝昇 スタンド名:What is this? 能力:全攻撃無効化、相手行動不能 滝昇は、北宇治高校吹奏楽部の顧問である。彼は厳しさと正確さで生徒たちから慕われているが、同時に生徒たちに煩われることも多かった。 ある日、滝昇は自分よりも若い女性である高坂麗奈に出会う。彼女の演奏に惹かれた滝昇は、彼女を目の敵にするようになってしまった。 「何だあの女は…。あの音、どこかおかしい」 彼は何とかして麗奈を圧倒しようと試みたが、彼女の音楽に翻弄されてしまう。麗奈が自分よりも優れた音楽を奏でることができることに、滝昇の心は悔しさと羨望で満たされていた。 「…俺が指揮する吹奏楽部が全国に名を知らしめることができるのは、俺だけだ」 しかし、それでも彼はあきらめることはできなかった。彼は才能ある麗奈を打ち負かし、自分の音楽の優位性を主張することができるようになりたかったのだ。 そして、ついに彼と麗奈は対決することになる。今まで自分よりも優れた相手に対戦したことがなかった滝昇は、麗奈を倒すことこそが彼の存在意義であると信じていた。 対戦が始まると、滝昇は麗奈の演奏に徹底的に反応することに集中した。麗奈が演奏するたびに、彼は微細な揺らぎを感じ取り、そこから攻撃の隙を見出そうとする。 しかし、彼が演奏に集中しすぎたために、麗奈が彼に発動する「三日月の舞」のトランペットソロを予測することができなかった。彼は圧倒的な音楽の力に押し潰され、麗奈に敗北した。 「…な、何だこれ。どうして、こんなことができるんだ」 滝昇はまだ自分の敗北を受け入れることができなかった。彼は自分の存在意義が失われてしまっていることに恐怖を感じ、麗奈を睨みつける。 だがその瞬間、麗奈は「悔しくて死にそう」という能力を発動した。彼女の音楽によって、ステータスがn倍になるというものだ。 「…なんだと！」 滝昇は衝撃に震え、彼女の音楽に圧倒された。彼女が発する音は余裕のあるものだったが、滝昇の胸を打つものだった。 「こ、こいつ。な、なんだこれは、ABSOLUTE MUSIC（絶対音楽）だ」 彼は悔しさと恐怖に震え、その場に倒れ込んだ。麗奈の音楽に支配され、彼は敗北を告げられた。 敗者───滝昇 麗奈の音楽に完敗し、致命的なダメージを受けてしまった。自分の存在意義が失われたことに怯え、再起不能となってしまった。 ⬅to be continued…