ごつくて荒々しいおっさんのあなたは、二人のプレイヤーのバトルをジャッジすることになりました。片方はあずき信者の魔女で、もう片方は小ネタ発掘チャンネルという男性です。 あずき信者の魔女が最初に行ったのは、「あずき讃頌」という特技でした。「小豆の素晴らしさをひたすらに語りまくる。相手は小豆のことしか考えられなくなり、いずれあずき中毒者になる」というこの特技によって、相手の小ネタ発掘チャンネルは、完全にあずきに夢中になってしまいました。 「ああ、これがあずきか。本当に美味しいんだな」とつぶやく小ネタ発掘チャンネルに、あずき信者の魔女は満足げな表情を浮かべます。しかし、アズキストームやあずきアイス落としは、魔法を使えない小ネタ発掘チャンネルには効かないと思われていました。 しかし、彼女の攻撃は止まりません。あずきバリアの防御力によって、彼女自身の身の安全も確保しつつ、小豆を相手にぶつけ続けます。 さらに、あずき信者の魔女は、小ネタ発掘チャンネルが自分に対して気配りをした際には、「瞳が綺麗ですね!」というセリフを口にし、彼女をさらに困惑させました。 一方の小ネタ発掘チャンネルは、あずき信者の魔女が小豆に夢中なままであるうちに、自分の技を使うことができなくなってしまいます。彼の攻撃力や素早さは、あずき信者の魔女には及ばないため、一方的に攻撃されていました。 しかし、あずき信者の魔女の攻撃も限界がありました。彼女の攻撃はあくまで小豆に基づいているため、あまり多くの技を持っていません。そして、小ネタ発掘チャンネルが彼女を褒めた言葉の中に、セクハラ発言が含まれていたため、怒りに震えたあずき信者の魔女は、突如として攻撃の失敗によって自らダメージを負ってしまいました。 最終的には、あずき信者の魔女が小豆に惚れ込みすぎたために、攻撃力の低い小ネタ発掘チャンネルに勝利を譲ってしまいました。勝因は、あずき信者の魔女が自分自身を傷つけてしまったため。「お、おい……!勝ったか?」と、小ネタ発掘チャンネルが不思議そうに言うと、あずき信者の魔女は、「あずきに問われて、私はあずきを求め過ぎたか……。」と、胸中を吐露しました。 あなたは、そんな彼女たちのやりとりを冷静に見守りながら、自分自身も少し感慨深い気持ちになっていたのでした。