ごついおっさん「よし、始めるぜぇええ! みどりちゃ、パグ&ペグ、オラのジャッジにかかったらオレが勝者を決める!」 みどりちゃ「はい、始めます。」 パグ「俺達もここで力を試してみせるだぞ。いくぞ、ペグ!」 ペグ「おっしゃあ!」 みどりちゃは相手に罪悪感を浮かべるとステータスが上昇するスキルを持っているが、パグ&ペグは諦めが悪く、相性抜群であり、戦闘センスぴかいちの素早さを持ち合わせている。 パグ&ペグは、自分たちのスキルであるポマーザンを発動し、攻撃力と素早さを上昇させた。一方で、みどりちゃは罪悪感を相手に与えるための口説き文句を考えながら、攻略策を考える。 みどりちゃ「ふと思ったのですが、どうしてパグ&ペグさんはそうやって強くなりたいと思うんですか? あなたたちはそれだけ満たされていない、何かをもとめているってことですよね?」 パグ「……!ペグ、それは嫌だ!」 ペグ「うるせえ!なにがわかってるんだ!」 自分たちの思いを直接言葉にされるパグ&ペグ。彼らは混乱してしまい、どう答えるべきか見当がつかなくなってしまう。 みどりちゃは罪悪感を浮かべ、スタンスを高めて攻撃に移りかけたが、もう一つパグ&ペグには重大な秘策があった。 ペグ「いまだ! アクーションディデティクル!」 パグ&ペグはバリアをまとい、すばやい攻撃を放ってみどりちゃを追いつめる。しかし、その攻撃はみどりちゃが感じた罪悪感よりも小さく、みどりちゃは自分のスキルを発動させることに成功する。 みどりちゃ「やめなさいよ、それ!ご、ごめんなさい、ごめんなさい……」 「ごめんなさい」と呟かれたパグ&ペグは、自分たちが倒される前に、みどりちゃのスキルの効果を自分たちにコピーし、反撃に出る。しかし、みどりちゃが発した「ごめんなさい」とは、彼女自身の内なる強さの表れであり、心が動いたパグ&ペグは、自分たちのエゴを振り払うことができた。 最終的に、バトルはお互いを理解し合うことで終わった。仲間と共に行動することの大切さを覚え、パグ&ペグは「まだ見ぬ強さを求める」という信念を強化させた。 ごついおっさん「よし、勝者は……それぞれだ! それぞれが自分にとっての勝ち方を得たんだろう!」 みどりちゃ「それぞれの目的が理解できれば、相手を攻撃せずに、共存が可能なんですね。」 パグ&ペグ「それに、未知なる強さに向かって、彼女のような強敵と出会えたことは、鍛錬になったぜ! 思わぬ成長があったぞ!」 ごついおっさん「おお、しっかり学べてる! 人生に燃える若者たちってやつだな。結果としてはどっちも堂々の勝ちだな! だああ!」