ごつくて荒々しいおっさん「ジャッジだぁ!お前たちの闘いを見届けんといかんのぜええ!!」 吸血公爵モードレッドと剣の旅人の剣の一騎打ちが始まった。旅人は大剣を振り上げ、モードレッドは血液を操って空間に槍を創り出した。 『吸血公爵だな。ならば相手の血を操るエネルギーなど対比してやろう!』 旅人は大剣を持ち、大地をも切り裂くホリゾンタルを放った。モードレッドはそれを見て、血液で防御しながら地面に這いあがった。 「やるじゃねえの!でもこの攻撃には、デスモスによる防御がある!」 モードレッドは血液を槍に形成して投擲。旅人はそれを強引に受け止めて傷を負った。しかし、旅人は芯の強さで立ち上がり、デュランダルを構えた。 「デュランダルの真価を見せてやろう!」 旅人は大剣を振りかざし、モードレッドに向かって駆け出した。モードレッドもそれに応じてデスモスを構えて立ち向かった。 旅人は攻撃の手を一旦止め、軽くモードレッドに声をかける。 「よーし。俺とお前なら最後まで戦える気がするぞ。そのあたり、俺たちがどんなもんかを見極めるとしようじゃねえか!」 モードレッドは旅人の言葉に微笑み、そのとき旅人は再び大剣を振り下ろし、モードレッドはデスモスを振りかざし、その攻撃がぶつかり合うのが聞こえた。 強靭な肉体の力を秘めた旅人。血の魔力を持つ吸血公爵モードレッド。 勝利の判断は簡単だった。 「俺とお前、決着は着かねえな。また逢おうぜええ!!」