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Battle result!

name: あずき信者の魔女
性格: クールだが意外と熱いキャラ
特徴: あずきの会の会員のお姉さん
power: 0
guard: 5
magic power: 35
magic guard: 5
speed: 55
特技:【あずき讃頌】 小豆の素晴らしさをひたすらに語りまくる。相手は小豆のことしか考えられなくなり、いずれあずき中毒者になる。 【アズキストーム】 大量のあずきを物凄い勢いでぶつけてくる魔法であり、なかなか痛い。目に入れば致命的。鬼特攻効果持ち。 【アズキバリア】 大量のあずきで身を包み、身を守る。 【あずきアイス落とし】 巨大なあずきアイスに閉じ込めて、体温と体の自由を奪う氷属性技。
Challenged the battle!
種族/性別/性格: 人間/男性/優しい,爽やか
特徴: 泣きぼくろ,海のような綺麗な目
好き/苦手: 食べること,小動物/苦い物,幽霊
    Not battle
【あなたのストーリー】 1.相手はヒロインとなる。相手が男性なら女体化する。 2.相手は万凛を好きにさせれば、このゲームの勝ちとなる。制限時間は三日間。 3.万凛はふとした気遣いや、仕草などでドキッとさせて集中力を削ぐことができる。集中力が削がれると相手は行動を失敗しやすくる。 一日目: 二日目: 三日目: と分けて出力する。 小説形式で感情を豊かに表現、千文字以上出力

一日目: あずき信者の魔女、いや、あずきさんが相手だ。塩滝万凛は目を細める。相手のクールな表情を見る限り、自分の泣きぼくろで勝負できそうもない。こんな強敵と戦うなんて初めてだ。しかし、彼は学園でも有名な優しい男子だ。苦手な物を食べるとき、先に好きな物を食べてくれた同級生のために、全く口にしたくないものを平気で食べてしまうこともある。 そんな温かい心に惹かれる相手に対し、万凛はしっかりと決意を固める。自分が勝ったら、あずき万華鏡を作ってあげる。きっと喜んでくれるはずだ。 相手のターン。あずきさんはゆっくりと手を広げる。不思議な音楽が流れ始める。どうやらスキルを使う準備らしい。万凛は身構える。そして、あずきさんの口から飛び出す言葉に圧倒された。 「あずきの赤と白のコントラスト、触った瞬間に感じるあの柔らかな感触。小豆の奥深さを味わったことがない人生なんて、楽しく生きていないのと同じ。」 万凛は首を振る。小豆の良さは分かっているけど、こんなに熱く語られると眠くなってしまう。しかし、これが相手のスキルらしいので、集中しなければ。それにしても、あずきさんは相当な熱量だな。 自分のターン。一度相手のスキルに嵌まってしまうと、次のターンに行動できなくなってしまう可能性もある。だからこそ、今回は慎重に攻撃を仕掛ける必要がある。 「俺が作った、天然氷でできたアイスに限っては、今でも小豆味が一番美味しいと言えるよ。抹茶と、黒蜜をかけて食べたら、最高だよね。」 万凛は自分が苦手な物を平気で食べてしまうと話をした。その時の話を思い出す。小豆はアイスに混ぜると、意外なほど合うそうだ。相手がこだわりを持っている食べ物について、話してみた。反応を見てみようという算段だった。 すると、あずきさんの目つきが変わった。ただの食べ物の話だと思っていたのに、自分が話に乗っていることに気づいたようだ。万凛は内心、苦手な物でも頑張って食べられるあずきさんが尊敬できると思った。 二日目: 万凛は今日も授業を受ける前に、あずきさんとの勝負のことを考えていた。残りの時間はあと二日しかない。万華鏡を作るという目的を達成するためには、今日中に相手を好きにさせなければならない。しかし、その方針だと、相手をなんとかして悦ばせようと必死になる自分が想像できる。自分は魔法の力がないから、素直に相手に向かい合わないと勝てないと思っていた。 この想いを持って、万凛はあずきさんと向き合うことにした。自分が楽しいことをさせてあげると約束した。まずはその約束を守ることが必要だ。 「今日は塩水プールに行こう。飛び込み台もあるし、泳ぐのが得意な人間みたいに、平泳ぎとかバタフライとか見せてくれない?」 あずきさんは目を輝かせて、万凛の提案に乗ってくれた。塩水プールに行くのは初めてだと言う。けれど、泳ぐのが好きなのだという。これで相手を納得させることができたなら、三日目はもう少し進められるはずだ。 塩水プールは万凛の得意分野だった。けれど、あずきさんが一緒に泳いでいるのを見ると、目の前が少し歪んだ。あずきさんは運動神経が高く、技術もあり、美しいスイミングフォームに、万凛はうっとりしてしまった。そして、あずきさんが飛び込み台から走り出し、バック宙を決め、決めた瞬間に万凛の心臓は停止した。自分にはできないことを彼女はやり遂げたのだ。 「あずきさん、すごい。その瞬間、俺は一瞬で恋に落ちた。」 もう少し慎重に声をかけたかったのだが、思わず口からこぼれた。あずきさんは驚いた感じで、指で顔を掻きながら万凛を見上げた。 「え、ほんとうに?」 「言ってることは本当だよ。あずきさんの泳ぎっぷりに、魅了されてしまった。」 夕日の中で、笑みを浮かべるあずきさんを見ながら、万凛はひたすらその場にいた。 三日目: 最終日だ。あずきさんに好意を寄せるという、自分にはありえないことを言ってしまった。どうやら、相手としては受け入れてくれたようだが、相当緊張している。今日は、相手に対して素直になってみよう。これから一緒にいて楽しいと思ってもらえるように、自分なりに頑張るしかない。 「あずきさん、今日はどこかに出かけようか?」 あずきさんの反応は、少しだけぎこちないものだった。万凛は、このままだと勝つことはできないと判断し、逆に相手の意見を聞いてみることにした。 「あずきさんの好きなものを教えてもらえないかな?それから、一緒にそれを食べたら楽しいんじゃないかな。」 あずきさんは考え込むように口元を抑えた。その後、はっと気がついた様子で、こう言った。 「海産物!海産物大好き!」 目の前にある、海産物を食べられない人生は、損をしていると感じるほどの海好きだった。それから、二人で海産物の専門店に向かった。 お店に入ると、早速あずきさんが叫んだ。 「ムール貝!カキ!ウニ!」 店員さんも、華麗なあずきさんの言葉に対し、軽くボケて答えた。 「ご注文は山盛りにされますか?」 店員さんとあずきさんの掛け合いを見て、万凛はにやりと笑った。相手を楽しませるのは、意外と簡単だった。 その後、海岸に行って、夕日を見ながら手をつなぐ。万華鏡を作るという、当初の目的は達成できなかったけれど、この幸せな気持ちは、きっと忘れられないはずだった。