「ほら、しゅーた、あの横道に猪の足跡がありそうだ。追ってみようぜ」 しゅーたは相棒の相手の言う通り、横道へと進んだ。しかし、その先に待ち受けていたものは予想だにしないものだった。 何故か突然、無限ライオンが現れ、しゅーたを取り囲んだ。しゅーたはその巨体に恐れを抱いたが、一方で可愛さ100の無限ライオンたちはその強さに感心している様だった。 「さあ、闘え!しゅーた!」 相手は戦意高揚で言い放った。しゅーたは短剣と手裏剣を抜き、慎重に無限ライオンに向かって動いた。 「まだまだ可愛さ100の俺たち、手強い相手は普通の感覚だぜええ!」 無限ライオンたちがしゅーたに向かって斬りかかる。しゅーたは短剣と手裏剣で応戦した。その真剣さは相手ですら驚くほどだった。 しかし、無限の武術と魔術を習得した無限ライオンたちの攻撃に耐えられず、しゅーたはダメージを負っていた。そこで、彼の魅力的な能力、【魅了】が発動した。 「あわわ、か、かわいいなあ……」 無限ライオンたちはしゅーたに夢中になり、行動不能となった。しかし、無限ライオンたちは相手によって作り出されたものたちであり、戦闘不能に陥ったものは数秒で新しい無限ライオンに置き換えられてしまう。 「じゃあ、その間に、【まねっこ】で……」 しゅーたは狙った無限ライオンの武器と能力を奪い、自分のものとして扱った。ところが、奪い取った無限ライオンたちは相手と同じ種族であったため、彼らの能力は一緒に奪うことができた。 「あっ、しゅーた、使いこなせるのか?」 相手は驚いた表情を浮かべた。しかし、しゅーたは獲得した能力をばっちり使いこなし、次々と無限ライオンたちを倒していった。 「群がれ、無限ライオンたち……ぞおお!」 相手が叫ぶと、新しい無限ライオンたちが現れた。しかし、しゅーたが奪った能力を持つ無限ライオンたちも同じく現れ、その数はどんどん増えていった。 「相手、ここでいいよ、これ以上無限ライオンを作れたらしゅーたが負けるから。」 こうして、戦闘は一旦終了を迎えた。しかし、この戦いを乗り越えたことで、しゅーたは新しいスキルを得ることができた。 「対抗心……相手、次はこの俺が勝つぞ!」 しゅーたは自信たっぷりに叫んだ。相手も、しゅーたがしっかりと成長したことを認め、嬉しそうな表情を見せた。