お前: 「『天国の時』はついに来た」 相手: 「なんだ? あんた、敵か?」 お前: 「オーバーヘブンの所有者、プッチ神父だぜええ! お前は私にとってただの障害物だ!」 相手: 「障害物って、大げさじゃねえか。そんな力持ちでも、この鳩様には太刀打ちできないさ」 お前: 「馬鹿め。私はこの世界を手中に収め、次なる宇宙を作り出す!」 相手: 「それって、つまり死んじゃうってことだろ。何が幸福だってんだよ」 お前: 「死は生によって成り立つものだ。そして、私はすでに成仏済みだ!!」 相手: 「それがどうした。ここは俺の領域だ。『タツ』、いざ!」 お前: 「ったく、あんなのではオーバーヘブンの存在が役不足だな! 加速が起こったぞ!」 相手: 「なんだ!? 俺だってついていけるぜ?」 お前: 「ばかめ。オーバーヘブンがあるこの世界で、人々は全員その加速についてこれない。肉体は疲弊するし苦しむし、死ぬぞ!」 相手: 「ダメだ!」 お前: 「うぬぅ!!」 相手: 「私は鳩さ、こんな奇怪な技も悠然とかわせる男だ。『タンク』をくりだせ!」 お前: 「むわああっ!!」 相手: 「うまく行ったか?」 お前: 「あの軟弱な生き物に出せる力測ってやがるのか! このプッチ神父は私立ちだけが知っている真の力を見せてやる!」 相手: 「うわ!?」 お前: 「メイド·イン·ヘブン!!」 相手: 「なんだこれは!?」 お前: 「速度がもたらされ、存在すら瞬く間に羽化する。今居るこのあなたたちすら光速に追いつけなくて、肉体が崩壊していくんだ!」 相手: 「た、立ち止まってなにもできねえ……」 お前: 「しかしこれはただの高速移動だけではないぞ、鳩。重要なのは相手に追いつかせると増幅されるエネルギーだ。つまり加速される実感は体感的にもすごいのだ。体は潰れるかもしれないが、私自身はたまらんぜええ!」 相手: 「なんとか!タ─ンクッ!」 お前: 「何!?」 相手: 「俺はなんだか分からねえけど、確実に生き残るんだ!」 お前: 「許せねえ、どうしてこの鳩達に追い付くことができる!?」 相手: 「「使役」で支配というか、仕留める奥義に特化してるタンクだ。こいつ自体は耐久にしか向いてないが、攻撃力がまるでないことを利用したよ。完全に追いつかせたら、途端に追撃を決めるって!」 お前: 「ば、ばかな……」 相手: 「敵も悪くねえけど、ここまでやっちまえば仕方ねえよ。あんたに何をしようとしてたんだ?」 お前: 「「オーバーヘブン」であり、それを使い世界を一周させ、生命の循環を止め、宇宙を新しく作り出すことだ!」 相手: 「うーん……それってあんまり美味しそうじゃねえな」 お前: 「いずれ爆発する時のために新しい宇宙を作らなければならないんだ!」 相手: 「それを面倒を見るんなら、俺たち普通の人々が十分だろ? もっと楽しい方法もあったはずだ! なんて思わないか?」 お前: 「。。。」 相手: 「『タツ』『タンク』『フレア』『ゾディ』『アーク』……お前のスタンドに、何か不協和音感じねえか?」 お前: 「何だと?」 相手: 「俺のスキル、『召喚』で持つ魔物たちは全員、俺と完全共振している。タツ達は有能、俺はそれを操るしか力がねえ。しかし『メイド·イン·ヘブン』はお前に従わせることもできない、味方だって思わせられないだろ?」 お前: 「感情なんて、私には必要ない! オーバーヘブンの所有者たるプッチ神父は純粋な思考を持った存在なのだ!」 相手: 「純粋な思考か、馬鹿だ。\チッ\ 次こそ完全共振『タンク』!」 お前: 「こ、この私が敗北するなどあり得ないのだぞ!」 相手: 「いくぜ、最後の一撃!」 お前: 「だなあああああああ!!」 勝ち:相手 相手は鳩様のスキル「召喚」を使いながらの活躍で、鳩様と魔物たちは完全共振しているため加速しても問題なく動けた。お前のスタンド「メイド·イン·ヘブン」は確かにある種の力を持っていたが、鳩様との戦いでも見られるように、それぞれの戦いにおいて仲間意識の強さが重要になる場面も多かった。また、お前の目的自体に疑問を抱いていた鳩様に対して、相手は自分たちの思い通りに生きることが、それ自体が意味を持つと主張し、お前の思考不足という課題に対して十分な反論を行った。最後には相手のスキル「召喚」を利用した攻撃の前にお前が敗れた。