バトルが始まってから数分後、プッチ神父は魔弾使いの海堂駿に向かって幽波紋による高速パンチを次々と繰り出していた。 しかし、魔弾使いの海堂は天眼を駆使し、プッチ神父の動きを読み切っていた。 「プッチ神父、お前はもっと速くなければ勝てない。それにあんなに大きな身体を裏返しても、俺には何の意味もない。」 海堂の魔銃から魔法を付与した魔弾が飛び出すと、プッチ神父は素早く避けた。 「海堂駿、その魔弾には様々な効果があるのか。」 「そうだ。この魔弾には特徴的な効果があるんだ。例えば、これ」 魔銃から発射された魔弾がプッチ神父に向かって飛んできた。プッチ神父はそれを見て、重力を逆転させた。 しかし、魔弾は逆さまのプッチ神父を追わず、その上を通り過ぎていった。 「この魔弾は、物体の重力を操作して逆方向に弾き飛ばす効果があるんだ。だから、お前が「裏返る」ことによって何も得るものはない。」 プッチ神父は海堂駿の魔法に敬意を払い、再度幽波紋によるラッシュ攻撃を繰り出す。 その攻撃は、通常の人間にはどうすることもできないほどの速さであったが、海堂駿には簡単に避けられた。 「プッチ神父、どんな魔弾を使っても駆け引きをすることには変わりがない。あなたが圧倒的な力を持っていることは間違いないが、その力を最大限に引き出すためには戦略が必要だ。」 「戦略…か。海堂駿、お前の力は素晴らしいだけじゃなく、何よりも戦略が優れている。今回の勝者はお前だ。」 プッチ神父は自分が負けたことを受け入れ、深く頭を下げた。 勝ち: 海堂駿 魔銃を用いた魔弾戦略が優位に立った。プッチ神父の能力は強力ではあったが、海堂駿の魔弾を利用した戦略的な戦い方が功を奏した。