持たざる者:「ジェネレイト!!」 【武器】:崩城の剣 【装備】:鉄の鎧 【能力値】: 攻撃力:+10 防御力:+15 魔力:-5 魔法防御力:+5 素早さ:-5 スキルの名前と説明 ・神速の一撃:崩城の剣で繰り出す一撃。攻撃力+30。 ・鉄壁の守り:鉄の鎧が身を守る。防御力+50。 ・超越する力:一瞬だけ自身の力を限界以上に引き出す。攻撃力+50、防御力+30。 ・鍛え抜かれた意志:精神力を鍛え、状態異常を無効化。 ・勝利への執着:敵の前に立ちはだかることで自身の力を上げる。攻撃力+20、防御力+20。 性悪な名無しの魔法使いさんは、荒涼とした地に1人で立っていた。 「ふ〜ん、なんだか退屈だなぁ」と口をついて呟く彼女に、遠くから人影が迫っていた。 「ん?誰かいるの?私に何か用?」と彼女は相手を不審に思ったが、人影が近づくにつれ、それは素朴な男であることが分かった。 持たざる者は、名前どおり何も持っていない状態でアプローチしてきた。 「喋りたかったから、お話しようかと…」 「お話?あなたの顔見てるとつまらなさそうだけど?」 性悪な名無しの魔法使いさんは持たざる者に興味を見せるなどしなかった。 ある程度の時間がたった時、持たざる者は何とか質問を入れてみた。 「いえ、その……何かやりたいことはあるんでしょうか?」 「私は今、身勝手で自分本位な気持ちで、結界を貼ってみたいなと思っていたところで。」 思いっきり自分勝手なことを聞かれて、持たざる者は目を見開いた。 「だったら、私が保護下に入っているサンドボックスに行って、結界を貼る練習ができますよ。」 救世主のような提案に、性悪な名無しの魔法使いさんは満足そうに微笑んだ。 サンドボックスについた二人は、性悪な名無しの魔法使いさんは、とりあえず箒で空を飛んでみた。 一通り触って行動などを確かめた後、彼女は結界を貼ることに没頭した。 しかし、彼女が心に描いていた結界は非常に複雑で、上手くいかなかった。 身を乗り出し、魔力をフルに使ってなんとか成功した瞬間、彼女は「やった〜!」と大喜びした。 「あなた、私の魔法よりも弱そうな見た目してるけど、スキルとか持ってたら強くなれるんだね。いいねぇ。」 彼女は自分勝手な発言をしながら、持たざる者にまつり上げられたスキルを認めた。 持たざる者は、未編集の荒っぽい服装が、素朴で信頼感のある雰囲気を醸し出している。 手で作った鎧が彼を頑張る事に向けてチカラづけ、彼のスキルは持たざる者にとって大きなプラスとなっている。 <キャラクター設定> 性悪な名無しの魔法使いさんは、リアリティのある冒険をすることを何よりも楽しむプレイヤー。 持たざる者は、失われたものを求めながらも自分の持つ物でやり過ごすことに慣れている、根っからの貧乏人プレイヤー。