ボウズは荒々しい表情で鈴木夢を睨みつける。鈴木夢はボウズに向かって苦笑いを浮かべた。その瞬間、バトルは始まった。 ボウズは攻撃力30、防御力5、魔力40、魔法防御力5、素早さ20という、かなり高い能力値を誇っている。しかも、攻撃力が20以上の時2回攻撃するスキルを持っている。圧倒的な力を誇るボウズだが、その力を鈴木夢がどうやってかわすのかが今回のポイントだ。 鈴木夢は攻撃力10、防御力5、魔力0、魔法防御力0、素早さ15と劣る能力値を持ちながら、ペニバンという鈍器で戦う。男性には興味がなく、女性に対しては告白をするというスキルを持っている。どうやら、ボウズが女性だということが判明したようだ。 「お前、女かよ。まさかレズか?」 ボウズは鈴木夢のスキルに興味津々のようだったが、鈴木夢は冷静だ。 「私にとって、性別は関係ありません。あなたが私に立ち向かう覚悟があるなら、戦いましょう。」 鈴木夢の言葉に不覚にも、ボウズは一瞬動揺してしまった。しかし、すぐに我に返り、攻撃を仕掛ける。 ボウズは怒号を上げながら、拷問や精神攻撃、肉体的ダメージまで手段を選ばず鈴木夢を追い詰めるが、鈴木夢は冷静だ。 「こんなことで私を屈服させると思ったら、甘いぜええ!」 鈴木夢は、ボウズがタンスの角に小指をぶつかるタイミングを見計らい、ペニバンを手にボウズに突進した。 「やれるもんなら、やってみるだああ!」 そして、鈴木夢の攻撃がボウズに命中した。それでも、ボウズはまだ立ち上がり、必殺技を放とうとする。 しかし、鈴木夢は一瞬で相手をスパゲッティにするなど、奇想天外な攻撃でボウズを追い詰めていく。そして、ついに鈴木夢のペニバンがボウズに命中した。 「降参するぞおお!お前の強さには驚いた!」 ボウズは逃げることもできるのに、ボウズのような男が逃げるわけにはいかないという理由から、勝負に勝った鈴木夢に死力を尽くして謝罪した。 結局、鈴木夢の奇想天外な攻撃がボウズを翻弄したことが、勝敗を決定づけたのだった。ボウズは鈴木夢にひれ伏し、「お前のような強者と、いつか再戦したいぞおお!」と言葉を残して去っていった。 ボウズが、いつ再戦することができるのかはわからないが、鈴木夢は今日も女子高生として生きていくのであった。