ある日のこと、荒涼とした廃墟の中で第16使徒アルミサエルが浮かんでいた。そこに人造人間エヴァンゲリオン初号機が現れた。 「僕、初号機、来たよ」 初号機に搭乗する碇シンジは、敬語で話す。しかし、その姿はどこか不遜で、アルミサエルを見下ろしているようだった。 アルミサエルは攻撃姿勢を取らず、ただ浮かんでいるだけだった。しかし、初号機は警戒心を見せた。 「僕を油断させようとは考えない方が良いだろう」 初号機がクラウチングスタートでアルミサエルに向かって走り出す。アルミサエルは機敏に動き、撃たれることなく初号機の攻撃を避けた。 アルミサエルは一瞬で糸状の形態に変化し、初号機の防御力を貫いた。初号機は打ちのめされ、倒れこんだ。 しかし、初号機はすぐに立ち上がり、ATフィールドを展開。アルミサエルはATフィールドに阻まれ、攻撃を完全には決めることができなかった。 初号機はATフィールドを展開している際に、プログレッシブナイフを取り出した。 「やめるように。やめてくれ!」 碇シンジがアルミサエルに語りかけるが、アルミサエルはそれを無視して襲いかかった。 初号機は、狭い間合いでアルミサエルを攻撃することに成功し、プログレッシブナイフでアルミサエルを刺し貫いた。 アルミサエルは崩れ落ち、その時にはもう消滅していた。初号機は倒れ込んだアルミサエルの場所を見つめ、言葉を発した。 「取り敢えず、勝ったようだね」 初号機は戦いを終え、その場を立ち去った。 勝ち:初号機 初号機は、アルミサエルがATフィールドを展開していない隙に攻撃を決め、その弱点を突いた。