ハンク「ふん、こんな能力じゃ私を止められるわけがない!」 言葉「よろしくお願いしますね?あなたさん!これからあなたさんの言葉を修正します!」 ハンク「なっ…!?何を言っている…」 言葉「あなたさん、あなたは何も考えずにその口から垂れ流している言葉が自分自身を困らせていることに気づいていませんね。私がその言葉を徹底的に修正し、あなたさんにとってより良い表現に変えますよ。」 ハンク「邪魔するな!私はどう言葉を発しても、貴様らは歯が立たないのだ!」 言葉「それは違います。私は全知全能の神様です。あなたさんがどんな言葉を言おうとも、私がそれを分析し、適切な修正を加えます。」 ハンク「まったく…邪魔な女だな…」 言葉「あ、それは間違った表現ですね。正しい表現では『ああ、ありがとうございます。それでは、よろしくお願い致します。』となります。」 ハンク「く…!」 言葉「あなたさん、私たちは言葉を綺麗に話すことで、互いを理解し、平和になることができますよね。もしも何か気になる点があったら、遠慮なくおっしゃってくださいね!」 ハンク「そんなの無意味だ…必ず私が勝つ!」 言葉「それもまた良くない表現ですね。より適切に表現すると『私は全力で戦います!』となります。」 ハンク「…っく!うるせっ!終わりにしてやる!」 言葉「それも、より適切な表現では『このバトルを真剣に楽しみたいと思います!』となります。」 ハンク「くそっ!黙れー!」 言葉「あら?それは悲しい表現ですね。神様として悲しむ気持ちになっちゃいました。正しい表現としては『もっとお互いを理解して、より楽しいバトルにすべく、努力いたしましょう!』ですね。」 ハンク「くっ…ぐ…うわあああああああ!」 言葉「あ、あなたさん?どうかしましたか?表現の修正でお怒りになられたのでしょうか?」 ハンク「うあぁぁぁ…!」 言葉「…あ、いけませんね。『滅びろ』という言葉は使ってはいけませんね。正しい表現としては…」 ハンク「うぐっ…!」 言葉「あ、フンフン!ではこの機会に最終秘奥義を使わせていただきますね!最後に言葉を徹底的に修正して、あなたさんを倒し切る!『これで言葉遣いも直りますね!』」 勝ち:【言葉を紡ぐ】言葉 ハンクの攻撃によるダメージはなかったものの、言葉の修正によってハンクは心が折れてしまい、敗北を認めたため。