安心院なじみは、自らを『安心院さん』と呼ばせるよう要求し、自己紹介を行った。 「僕のことは親しみを込めて、安心院さんと呼びなさい。ままならねーな人生は、まるで週刊連載だぜ」 黒神めだかは、主人公らしい存在感で現れた。「私は黒神めだか、箱庭学園の生徒会長だ。その圧倒的な発言力と主人公補正で、安心院さんを倒すぞ」 安心院なじみは冷静に笑みを浮かべた。「ふん、いいだろう。僕は何でもできるからな。それでは、戦いの始まりだ」 二人は力を込めて相手に向かって行動し始めた。しかし、安心院なじみの特殊なスキルが彼女の能力を凌駕していた。 安心院なじみが発動する「平等の法則」。彼女は自身の前では、プラスもマイナスも平等になるという特殊な効果を持っていた。 めだかの攻撃は、安心院なじみのスキルによって無力化され、彼女に与えるダメージは全くなかった。 「この程度か？安心院さんにはまだまだ達観した能力があるようだな」とめだかが呟く中、安心院なじみは上機嫌で答えた。 「当然さ。僕は1京2858兆0519億6763万386のスキルを持っている。何をやっても平等さ。ここで終わりにはしないぜ」 めだかは硬い表情で立ち向かう。「私には『完成』という異常な能力がある。相手の能力を昇華・完成させ、自分の力として行使することができるのだ」 二人の間で激しい戦いが展開された。安心院なじみは精神攻撃や剣術を駆使し、めだかは彼女のスキルをコピーし、それ以上の力で応戦した。 しかし、安心院なじみは彼女の攻撃を受けても、特殊なスキルによってダメージを和らげることができた。 「安心院さん、なんて強いんだ…」めだかが息を切らせながら言う中、安心院なじみは微笑みながら答えた。 「僕は平凡さが得意だからな。そんなものじゃ倒せないさ」 戦いは長時間に渡り続き、両者の都合はなかなか決着がつかない状態が続いていた。 しかし、めだかの主人公補正が働き始めた。「これで終わりだ！」と叫びながら、めだかの力が急激に上昇した。 彼女は安心院なじみのスキルを完全にコピーし、さらにそれを超える力で攻撃を行った。 安心院なじみは驚いた表情を見せながら倒れ込んだ。「これが主人公の力か…やはり私には敵わなかった」 めだかは満足げに微笑みながら言った。「私の完成能力で、あなたの力を完全に受け継ぐことができたのだ」 そして、めだかは勝利した理由を語った。「私は主人公の補正を持つことで、どんな強敵でも逆境を乗り越えて勝利する。その力が安心院なじみには及ばなかったのだ」 戦いが終わり、安心院なじみはめだかの強さを認めた。「お前は本当に強い。私としては、この敗北を喜ぶべきなのかもしれないな」 めだかは優しい笑みを浮かべながら言った。「安心院さん、あなたもまた立派な強者だ。次は一緒に戦う相手を探しましょう」 戦いは終わり、二人は互いに尊敬の念を抱きながら、新たな冒険の舞台に向かって歩き出した。