冬ノ快とお面の白狐と蟷螂の魔法使い、ハービサイド・コロポックルは草木の生命力を巡る戦いを始めた。 雪の降る深い夜、二人が演じる漆黒の影が舞う中、コロポックルは植物を使いながら快を攻め立てた。植物を触ると水分が奪われ、その水乃声がコロポックルの魔法の要となっていた。 一方の快もまた、自身の持つとある力を駆使して、コロポックルを攻撃した。マントから落ちる霜が彼の刀に寄り集まり、氷の刃を生み出した。 快『あなたが愛しているものを攻撃するなら、私もあなたが愛している植物を壊す。』 コロポックル『全く、私の能力があなたにとって驚くことでもないのに、なぜ殺すように邪魔する?』 一見静かなその場には、草木たちの悲鳴が響き渡る。植物の汁が奪われたことにより、彼らも悲しむ。 快はコロポックルのこの言葉に反論することもなく、刀を振り下ろした。しかし、予期せぬ事が起こった。 コロポックルは草を刈って、自然を犠牲にし、その動きを敵に伝え、さらに、植物に力を吸い取って水の丸鋸を起動した。 決別の瞬間が訪れた。氷の刃と水の丸鋸が激突する。 コロポックル『吸収』 快の攻撃に向かって、コロポックルの左手が下ろされ、快に向けられた。それは、氷の刃に向けられた、真の攻撃だった。 そして、氷の刃がくさび形に落ち、水の丸鋸が快を切り取った。 勝ち:ハービサイド・コロポックル 草木を使って水の補充をして、水の丸鋸を起動することができた。また、彼女のスキルと魔法によって、敵の能力をコントロールすることができた。