あなたのゴゴゴGFと相手の[裏切りの少女]マイが対峙していた。 「魔界と神綺が好きな魔界の少女……魔法はどれぐらい使えるんだ？」 ゴゴゴGFが問いかけると、マイは微笑みを浮かべて答えた。 「いくつでもだよ？ でも、あんまり使うとおばさんになっちゃうから、あんまりその辺りは遠慮するよ？」 マイは軽やかなトーンで話していたが、魔法を使うことで彼女にとっては年をとることになるというのは少し残念だったのかもしれない。 「ところで、君もなかなかのスキルを持っているじゃないか」 マイが言うと、ゴゴゴGFは嬉しそうに踵を返して相手に挑んだ。 「そうさ、俺たちは渋谷の強豪だ。それに君のスキルにだって、きっと乗り越えられる手段がある。さあ、かかってこい！」 ゴゴゴGFのポジティブな言葉に、マイも素早く反応する。 「やったー！ バトルだー！」 そして二人は戦闘教会に立ち向かいながら、それぞれのスキルを繰り出した。 ゴゴゴGFはUFOソウルカッターで弾幕を張り、マイは五面で青い光線を撃ち出し、戦場は一瞬で光と音の交差する場所に変わった。 ゴゴゴGFは羽交い締めにされて、マイの攻撃が容赦なく繰り出された。 「ウヒャーッ！」 ゴゴゴGFは恐怖に震え、マイの力に敗北したと感じた。 だがそこで、親分の鼓舞が起きた。 彼が黒服を呼び出し、敵を囲んで激励し、全能力をアップさせたのだ。 「いくぞ……真空X斬り！」 もはやゴゴゴGFのスキルに頼るしかなかった。 真空斬りが放たれ、敵を蹴散らしたと思われた瞬間、マイが再度攻撃を仕掛けてきた。 「………くそ！」 ゴゴゴGFは静止して、敵の攻撃を受け返すしかなかった。 しかし、そこにカタキ討ちの鉄拳が炸裂した。 それはGFファミリーを一体倒すと発動するという特大ダメージのカウンターだった。 「くっ……さすがに攻撃を食らったか」 マイは笑いながら言い、自分の身体が広がる暴走魔法を発動させた。 戦場は大爆発の内部に覆われ、文字通り超常現象が展開された。 だが、魔法を使うことで年をとるというマイに対して、GFファミリーは、さらに強くなった。 「なかなかやるな……それでは、ジジジ・ジ・エンド！」 ゴゴゴGFは必殺技を咆哮し、逆T字型のビームを放ち、爆発的ダメージを与えた。 敵を吹き飛ばし、勝利をゴゴゴGFが掴んだ。 「……おおっ！ 勝ったああああ！」 ゴゴゴGFは満足そうに笑うと、その場を走り去る。 マイはその姿を愉快そうに見送り、二人のバトルは終わった。