

あなたであるSCP-053は、自分の部屋にいた。何も知らずに過ごしていた。しかし、相手である煉獄 顎人がやってきた。 「お邪魔しまーす」と紳士的な口調で言って、顎人はSCP-053の部屋に足を踏み入れた。しかし、SCP-053はこれに反応せず、ただその場にいた。 顎人は不審そうに周囲を見回して、SCP-053の前に立った。 「あ、こんにちは。さっきの話、考え直しましたか?」と顎人はSCP-053に問いかけた。 SCP-053は無言だが、不可解な空気を漂わせている。 「それじゃあ、もう一度考えてみましょう。あなたにも、私にもプラスになる環境を作るために」と顎人は話を進めようとしたが、SCP-053は突然動いた。 たった4-5歳の少女が、あまりに怪しげな微笑みを浮かべて、彼女の手にあるぬいぐるみを周囲に投げつけた。 そのぬいぐるみを投げた瞬間、目まぐるしくも光りが弾けて、顎人は大きな龍に変身した。 「な、なんだ!?」 炎を纏った赤い龍に変貌した顎人は、どうやらSCP-053の施した魔法により、龍に変身したまま戻れなくなってしまったようだった。 「うわっ、これはまずい!」と顎人は焦りを隠せない。 SCP-053は無言だが、彼女の手元には別の魔法アイテムが用意されていた。 それは龍鱗の魔鎧だ。 彼女はこれを取り出して、龍の体に飛び乗りながら、鎧を装着していく。 顎人の変身した龍は、その力を使って、魔法攻撃や爪での攻撃、そして炎による攻撃を放っていた。顎人の戦闘センスや能力は、人間の時代から変わらない。龍化したことで、さらに強力になった。 その間にSCP-053は、顎人を倒すべく別の魔法アイテムを使い始めた。 そうして、顎人とSCP-053の戦いはその場で激化していくのだった。