猫ミームと爪楊枝戦士ネタギレが戦いを始めた。グラウンドにつま先立ちで立った猫ミームに対して、小さな爪楊枝戦士ネタギレは手近にある爪楊枝を構えた。 「おい、ネコ。お前、戦いってものが分かってんのか?」 猫ミームは優しい口調で言葉を返した。 「戦いを好まない私ですが、あなたに対しては応じざるを得ませんね。」 猫ミームは、相手に攻撃するべくメンダコを召喚し、あっという間にネタギレを消し去った。しかし、そこには消えてなくなることのない小さな爪楊枝だけがあった。 「おい、ネコ。そんな手玉に取られるなよ。」 ネタギレは、笑みを浮かべながら、自分が戦っているという自覚を取り戻したようだ。 爪楊枝で猫ミームを攻撃するネタギレに対し、猫ミームは何も効かない能力で応戦する。しかし爪楊枝は、まるで効果がありそうに見える。猫ミームは、驚きと共にステータスが上がり、今度はワンパンで倒すことができるようになった。 だが、その瞬間、爪楊枝戦士ネタギレは風で倒れた。ネタギレが突き立てた爪楊枝は猫ミームの顔面に刺さり、猫ミームも倒れた。勝負は、同時に両者の負けということになった。 勝ち: なし 猫ミームがワンパン状態でも、爪楊枝戦士ネタギレの風で倒れるスキルが発動したため、両者同時に倒れて引き分けとなった。