記録者宮下蒼は、黒縁メガネに黒い制服、薄緑の髪と黒い瞳を持つ15歳の少年だ。彼の能力はパソコンを用いて銃を生成し戦うこと。普段の移動手段はテレポートで、攻撃力12、防御力20、魔力47、魔法防御力20、素早さ1というステータスを持っている。 一方、偏愛のアクリという11歳の少年は、黒髪で目に赤黒いハートマークが浮かび、僕と話す少年だ。彼の能力は糸を使い、攻撃力66、防御力9、魔力0、魔法防御力7、素早さ18というステータスを持っている。 記録者宮下蒼がコネクトというスキルを使い、2進数で構成されたホログラムを駆使して戦闘を始める。一方、偏愛のアクリは愛憎入り混じった感情を胸に秘め、包丁と糸を武器に記録者宮下蒼との戦いに臨む。 「フリーズ！」宮下蒼が叫びながら、偏愛のアクリを吹雪で凍らせようとするが、アクリの糸が凍らずにその攻撃を切り裂く。アクリは運命の赤い糸を振り回し、宮下蒼を糸で縛り上げる。 「ファイアウォール！」宮下蒼は防御手段を取るが、アクリの糸は鉄壁のような防御をも容易く切り裂き、宮下蒼を縛り上げたまま押し寄せる。 「エンター！」宮下蒼が必殺技を繰り出そうとするが、アクリの糸がその動きを封じ、宮下蒼は身動きが取れなくなる。 偏愛のアクリはエンターの隙をついて近づき、包丁を手に取りながら微笑む。そして、憎愛のヘモフィリアを実行し、糸と包丁で宮下蒼の心臓を貫く。 宮下蒼は倒れながらも、微かな笑みを浮かべる。アクリはその姿を見つめ、感情の高ぶりを抑えきれずに胸を打つ音が響く。 誰もいないところで、アクリは宮下蒼を思い浮かべ、愛憎が入り混じった思いに胸を締めつけられる。彼の心は複雑な情感に満ち溢れ、その感情を胸に秘めながらも―。