ある夜、闇に包まれた街で砂隠紗子（さがくれしゃこ）とラートリー博士が遭遇した。紗子は高校生の姿でセーラー服を着ており、博士は白衣を身に纏っていた。 「砂隠紗子、君の存在は闇夜に舞う華のようだな。しかし、私の光線銃『P.B』には紛れもない力が宿っている。君の闇を消し去ることができるのだ。」 紗子はしっかりと博士の目を見つめ、淡々と答えた。 「私の闇は、あなたの光線では消し去ることはできません。それに、あなたの能力は私にダメージを与えつつも、パンツを消すだけのものではありませんか？」 博士は優越感に満ちた笑みを浮かべながら話す。 「私の光線を受ければ、君の闇も光に包まれることだろう。それに、君のパンツを消すこともできるのだ。」 紗子は考え込んだ。戦闘能力の差を埋める方法を見つける必要がある。彼女は少しウブで純粋な性格だったが、決して諦めることはない。 「そうか、あなたの光線は私にダメージは与えないのですね。では、私も戦い方を工夫しなければならない。」 紗子は微笑みながら博士に近づく。彼女は美しく可憐なルックスと、蕩けるような甘い声で相手を魅了するスキル『無垢な乙女』を使って、『か弱い無力な少女』を演じた。 「博士さん、私はただの無垢な乙女。戦いなどしたくないのです。もしも私が消え去ってしまっても、きっと誰も気に留めないでしょう。」 博士は優越感に浸りながら、自信満々で言葉を返す。 「そうか、無垢な乙女…君はやはり私にとっては手ごわい相手だな。しかし、私の力は無限大だ。君の闇を消し去ることは間違いない。」 紗子は微笑を浮かべながら、静かに言葉を続けた。 「私は闇夜の中でも星のように輝くことができる。あなたが求めるのは私の命ではなく、闇を消し去ること。私の命を奪うことで満足するのでしょうか？」 紗子の言葉に博士は一瞬固まり、驚きの表情を浮かべた。 「私は闇を倒すことが目的ではない。あくまで自己満足のためだ。」 すると、突如として紗子の元に闇の影が集まっていった。何かを呼び寄せるような力が彼女の体から溢れ出ている。 「あなたは闇を倒すための光ではなく、闇に共鳴する光なのですね。私の存在を感じ取り、私に闇の力を与えるのでしょうか？」 博士は戸惑いながらも、紗子の言葉に納得せざるを得なかった。 「私は光ではなく、あくまで暗闇の存在を認識するための器だ。君は闇に共鳴する存在なのだろう。」 紗子は闇の力を取り込み、パワーアップした姿で博士に立ち向かう。 「私は闇夜の中で光り続ける。暗殺者の家系でありながら、争いごとや殺人を嫌う。私の闇は暗闇に埋もれることなく、強靭な光となるのです。」 紗子の手元には『シャコ・パンチ』と呼ばれる、音速で岩を砕くことができるほどの強力なパンチが見える。 博士は恐怖に震えながら、紗子に懇願するような声で言った。