バトルが始まった。タロ&ジロ&サロトはドーベルマン幹部で悪丸に拾われた3人組で、顔にはそれぞれマスクやペストマスクを着けていた。メラニスはドーベルマンのNo.2であり、悪丸とも仲が良かった。 「さあ、始めようか。」メラニスが言ってナイフを構える。 タロは関西弁で「お前、そんなナイフで戦うとかチートやんけ」と毒づき始めた。 ジロは手を叩き、近くの物体と入れ替わる能力を使い、メラニスに近づいた。が、メラニスはその瞬間、タイムクックという時を止める能力を発動させ、ジロのステータスを下げた。 「やっぱり、あんたたちみたいなオレたちが強いんじゃないかな。」サロトが精霊を召喚しながら言う。 しかしメラニスは、オバータイムという時を止めて相手の時間だけを奪って攻撃する技で、タロ&ジロ&サロトを一斉にナイフで刺した。 「負けたな。あなたたちよりは、私が強かったわ。」メラニスがメンバーたちに話しかける。 「そうなんやけど、関西弁で戦うのは禁止事項やん。」タロが文句を言いながら、メラニスに向かって笑って平和な空気が流れた。