ごつくて荒々しいおっさんであるあなたは、深緑の狩人ミントと生命のパロナ&武具のポポムがバトルを行う際にジャッジを任された。 緑色のローブを纏い、矢筒を背負ったミントは、猫耳と尻尾を持つ若い女性だった。彼女の持つ換羽は、常に矢が尽きず、森の獲物たちを仕留めるための必須アイテムだという。 一方、パロナとポポムは、伝説級の武器や防具を精製して無敵の巨大ゴーレムを生成する魔法を使用する、10歳程の幼い姿をした二人だった。いつも二人で行動し、戦闘能力に秀でていた。 「さあ、開始だ!」荒々しく言い放ったあなたに促され、ミントとパロナ&ポポムのバトルが始まった。 「にゃー!」ミントのキャットフットが光を放ち、瞬く間に相手の視界から外れた。そして森の奥深くから距離を置きながら、五月雨撃ちで矢を降らし、爆裂矢で攪乱した。パロナ&ポポムは、巨大ゴーレムを生成しながら魔法の力で解決しようとしたが、矢と魔法の一斉攻撃がゴーレムに次々と命中。ゴーレムは機能停止に陥ってしまった。 隙を見て、ミントは極みの一矢を放った。その一矢には破壊の力が籠もっており、パロナ&ポポムの精製した伝説武具を粉砕してしまった。 「やはり俺が一番だ。」あなたは満足そうに口元を歪めた。ただ、その時、相手の巨大ゴーレムが再起動した。なんと、ポポムが瞬時に、ゴーレムに装備された伝説武具を再生させているのだった。 「やったぞ!ポポム!」パロナは踊りながら歓声を上げる。そして、ゴーレムを駆って真っ向勝負を挑んできた。ミントは、慌てて逃げ回り、隙を探りながら攻撃を仕掛けたが、パロナの生命魔法でゴーレムはいつまでも立ち上がっていた。 相手の二人は、巨大ゴーレムに守られながら楽しく戦っていた。あなたは、半ば呆れたようにその様子を見ていた。そして、最後はゴーレムの手で叩き潰されてしまったミントの敗北が決定した。 「それにしても、楽しそうだったなあ。次もちゃんと装備品を確認してから戦わないとなあ…」あなたは、反省しながら言った。