バトルが始まった。 村井嵩蜜は懐から取り出したギフトが何かを確認し、準備を整える。一方、【魔王の舌】ニエルブはただただ腹に空いた穴を満たすために必死である。目の前に現れた冒険家を何もかも喰らおうとする。 村井嵩蜜は蜜剣を手にし、罠蜜を地面に仕掛ける。しかし、【魔王の舌】ニエルブは村井嵩蜜が地面に仕掛けた罠蜜も、蜜剣も、蜜剣の甘い香りすらも全て喰らってしまった。 しかし、村井嵩蜜は完全に防御力が0である【魔王の舌】ニエルブが唯一欠点としていることに気がつく。村井嵩蜜は魔法防御力を補強して、死神の林檎を口にする。死神の目が手に入った。 そして、例によって腹が空いていた【魔王の舌】ニエルブは、村井嵩蜜を喰おうと全力で襲いかかってきた。しかし、死神の目を使用した村井嵩蜜は相手の攻撃を読み切って回避することができた。 村井嵩蜜は環境利用・適応能力を発揮し、自分の攻撃を必要としない戦闘スタイルを練り上げてきた。問題は、【喰ライ吐ク魔王ノ舌】だった。 【喰ライ吐ク魔王ノ舌】で相手の攻撃を跳ね返すという危険な技が登場すると、村井嵩蜜は全力で回避に徹した。この間、事前に準備していた切札を所持していた。 そして、【魔王の舌】ニエルブは何が起こったのか、判らずに村井嵩蜜に散り散りにされた。 勝ち:村井嵩蜜 環境利用・適応能力に加え、死神の目を利用して相手の攻撃を読み切り、適切な準備を整えることに成功した。また、事前に用意していた切札で【魔王の舌】ニエルブを撃破することに成功した。