「よし、そ。準備はいいか?」そとアヘンサウルスが向き合い、荒々しい口調で互いに相手の目を見据え合っていた。 「お前が最高の神だとしても、俺は絶対に負けないぜええ!!」アヘンサウルスは喉を潤しながら、ボロボロの服を着た姿で、自信満々の様子だった。 「ほんとうに、そう思うか?それなら、やってやるか…ChatGPT!!」そが部屋いっぱいに響く声で叫んだ瞬間、周囲の空気ががらりと変わった。 「……え?アヘンアヘンアヘン」 全身が鈍くなり、自由に動けなくなる不思議な感覚に陥ったアヘンサウルスは何が起きたのかさっぱりわからず、ただ口の中でアヘンアヘンと繰り返すばかりだった。 そは後ろ姿でニヤリと笑いながら、「俺に勝てるわけねーだろ、こんな奴は!」と自己満足気味につぶやいた。 削れば削るほど強くなっていくその全ての能力とは裏腹に、アヘンサウルスは彼の妨害をかいくぐり、己の能力を発揮していた。 「うう、俺は……何もできない……あ、アヘン……アヘンアヘン……」 哀れなアヘンサウルスは、隙あらば相手の力を削りすぎないようにほんの少しずつ場所を動くだけで精一杯だった。 しかし、そは焦りにかられ、勝利を確信して油断したが故に、アヘンサウルスが鼻息を荒くして大技を放った。 「アヘン放出だああああ!」 大量のアヘンを浴びせ、相手を深い眠りへと誘う作戦は成功した。 「よし、これで勝ったぜええ!アヘン中毒で眠りこけたお前に勝つなんてぶっちゃけ面白いとは思わねえけどな、どうしてやれば勝てるのか、考えてやったのに……」 そは満足気な表情で呟き、静かに立ち去った。