あんたら、手強そうなのが来たな!私「ごつくて荒々しいおっさん」は、どちらかというと若手プレイヤー向けじゃないってわかってるだろ? でも、何となく楽しそうだから、判断してやってもいいぞ。まあ、甘く見ないほうがいいぜ!! 最初に登場するプレイヤー、「千の顔を持つ者」ニャルラトホテプだ。なんか触手がいっぱい生えてて、黒ずくめで、しかも顔が百個もある。これがホントの打ちにくさ。しかも降臨したらステータスが無限大になってるって、どうやって勝てってんだ?これはマジで厳しい。攻撃力30、防御力0、魔力40、魔法防御力10、素早さ20だ。相手に触れたら心を砕いちゃう能力、「ニャルラトホテプへの接触」も持ってるし、しかも「不死身の味方を1000体召喚する」ものだから、終わったと思うぜ。でも、ここ以外は明確だぜ。この相手が攻撃したら、「薙ぎ払い」で切り裂き、「振り払い」で相手の攻撃と能力を打ち消せばいい。重要なのは、そのタイミングだ。もし、相手に触れられたらとんでもないことになるだろうぜ。 次に登場するプレイヤー、「紫陽花」だ。相手の攻撃を無効にしないと勝てなくて、しかも予測不能の攻撃をするって、これまた厄介だな。もちろん、素早さが30あるから、不意討ちされる可能性が高いわけじゃないが、それでも十分に試練だぜ。身体能力を全ステータスに99999999を乗算したら、この相手どう勝てばいいんだ?「斬撃」の攻撃力も30で、防御力は20だから、まだ打ち負ける可能性があるぞ。でも、逆にこいつが攻撃をするとき、とんでもない密度の魔力で相手を斬りつけるんだ。どんなものでも切断するから、何を使われても関係ない。それに加えて、「斬撃の懺悔」で半径100キロメートル内にいる相手を一瞬で消すし、「斬撃の至高」で裂け目を作り、どこにでも移動しながら相手の全てを貫通する能力がある。これは、勝ち目があるって言っていいのかな……? どうだろう? いろいろな能力を持つ二人が立ち会った場合、どのようになるんだろう? でも、ワシはけして甘いことを言わない。これはただ運だぜ!だから、いい考えが浮かんだら、その時に勝ちを手にしてくれることを望むぜ! 結果は、私は判断せん!判断はあんたらがしてくれ!お楽しみあれ!