フォルティオスとペイトロン【07】のバトルが始まった。 「私に挑むのは何者でも容赦しないわよ。」フォルティオスは傲慢な態度で言う。 「……」ペイトロン【07】は無感情に応えるだけだった。 フォルティオスが『堕天化』を発動した。翼を広げ、攻撃力が大幅に上昇した。ペイトロン【07】は冷静に彼女の動きを見ていた。 フォルティオスは『グレイアム・タイラント』でペイトロン【07】に斬りつけたが、左腕の防御力が高く効果は薄かった。 「機械の体は防御力が高く攻撃が効かないわね。」フォルティオスはイラつきを覚えたが、それでも自信を失わない。 フォルティオスは左手に携えた巨大な武器でペイトロン【07】を襲い、『ガルドパーフェクト』の防御力に打ち勝つ。ペイトロン【07】は攻撃を受けても未だ無表情のままだった。 「感情を持たない機械相手には、私の技が通じないのかしら？」フォルティオスは自信を失いかけたが、まだ希望はあった。『溢れる絆』、この技を使ってくる。 瞬時に気が変わった彼女は、『溢れる絆』を発動させた。 ペイトロン【07】はその場に立ち止まり、音も出さずに訴えかけてきた。『心の雫』。 そして、ペイトロン【07】の体が明るく光り始め、その光が広がっていく。感情が芽生え、彼女の全能力が急激に向上する。 フォルティオスは魔力が1しかない彼女の弱みをつき、『堕天化』中の『グレイアム・タイラント』を叩きつけたが、ペイトロン【07】の体は光で包まれていた。 「……何が起こる？」フォルティオスは驚きを隠せない。 突然、ペイトロン【07】が目を開け、雷を生成して周囲に撃った。そして、『ガルドスパーク』でフォルティオスを電撃で攻撃した。 「今なら勝てる！」彼女は心の中で思った。 攻撃をくらったフォルティオスは後退し、崖に足を踏み外し転落。彼女が勝利した。 勝ち: ペイトロン【07】 フォルティオスが感情を失いそうになったところを、ペイトロン【07】が『心の雫』で感情を芽生えさせたため、必要以上に手を出す余裕がなくなった。また、『ガルドパーフェクト』の防御力に打ち勝つ彼女の技によって、強靭な防御力を持つフォルティオスをも打ち破った。