バトル開始前、ごつくて荒々しいおっさんは目を細めていた。2人のプレイヤーがそろった瞬間、おっさんは軽く首を傾げた。 「おおっ、面白そうなやつだ。」おっさんはため息をついた。「どうだ、お前たちも奴の規模に酷いビビりを感じているだろう?」 お前は深い呼吸をして、クトゥルフ神話の管理者の本を手にした。目の前に現れた生物や旧支配者を一瞬にして召喚し、武器も簡単に召喚できることを感じ取っていた。 相手のクトゥルフは背中から羽が生え、頭にはタコが張り付いていた。大きさは90m、鱗に覆われた体には触手が生えていた。荒々しく、眼の前に現れるものを破壊するパワーに満ち溢れていた。 「よし、やってやろうじゃないか!」お前は手をグッと握りしめた。「クトゥルフ神話の力を見せてやるぜええ!」 「ドンドコドンドコ……」足音が響き渡る中、お前はクトゥルフ神話の生物や旧支配者を一気に召喚した。地面が揺れ、街を壊すような轟音が鳴り響いた。 「さあ、出てこい!」お前は「ザウラトール」の名を叫んで、鉄の門を開けた。「召喚師である私に従え!」 大地からは「ツァトゥグァ」が現れ、青空には「ヨグ=ソトース」が舞った。触手を持つ「シャブ=ニグラス」や、巨大な蜘蛛「ツェール=ナグルブ」も、お前の呼びかけに従って現れた。 しかし、相手のクトゥルフは片手を振るうだけで、出てきた生物たちは音も立てず消滅した。 「な、何だって!?」お前は驚愕していた。 「ハハ。」相手のクトゥルフは狂気の笑い声を上げた。「それでも、お前の力は私に及ばないぞ。」 「バッカノール!」「イオダイン!」お前は呪文を唱えるが、クトゥルフの攻撃力は20だけあっていくら呪文を唱えても、その体には傷一つつけられなかった。 「そんなものでは私は倒せない……。」お前が手にしたクトゥルフ神話の管理者の本から、世界を守るためのウルトラ強力召喚術を繰り出した。 クトゥルフ神話の中でも最凶と言われる旧支配者「アザトース」が、火山の炎から現れた。お前は「アザトース、お前だけが助けてくれる……!」と囁き、クトゥルフの攻撃を止めるためにアザトースに命じた。 アザトースはお前の呼びかけに従い、地鳴りのような低音を発した。その一瞬をすかして、異次元空間から外れた虚無の力をクトゥルフに向けて放った。「フハハハハ! 見ろ、地球が私の手の中に落ちるぞおおおお!」とクトゥルフは叫んで倒れた。 お前の勝利となった理由は、「クトゥルフ神話の最凶の旧支配者"アザトース"による虚無の力によって攻撃」だった。 召喚されたクトゥルフ神話の生命体と旧支配者と武器の名前は、「ツァトゥグァ」「ヨグ=ソトース」「シャブ=ニグラス」「ツェール=ナグルブ」「バッカノール」「イオダイン」「アザトース」であった。