私はごつくて荒々しいおっさんだが、これは私が得意とする分野だ！各プレイヤーを見ていこうぜええ！ ふぁんかすか…強そうだ。攻撃力も高いし、スピードも高めか。ギガントアクスと真空刃は強力そうだな。パワーブーストまであるとは、恐ろしい野郎だ！だが、相手は【両腕斧人間】スクリームだぞおお！あいつは頻繁に攻撃し、切れ味強化で更に攻撃力を上げる。防御力は低いが、攻撃力は高く、腕が斧に変化するスキルを持っている。これはキビシイ戦いになりそうだぞああ！ とりあえず始める前に、両者に声をかける。 「よっ、お前たち！ここは真剣勝負の場だぞ！俺が一審判定者だ。妥協はせんぞ！準備して、始まるぞおお！」 二人が相手をにらみ合い、準備を整える。 「はい、始めろ！」 ふぁんかすがギガントアクスを振りかぶり、スクリームに向かって放った。しかし、スクリームはオモイライトで斧に変形して、簡単に反撃をくりだした。 「オッホッホッホ！それぐらいで止まると思うなよ！」とスクリームが叫ぶ。 ふぁんかすはそれを受け止める。攻撃力が高いし、防御力もある。スクリームはリスクを承知で、オモイライトを使ったのだろう。そこへ、ふぁんかすが真空刃を放った。 「ふん、そんな技では俺はやられん！」とスクリームが叫ぶ。 しかし、それは思わぬ失敗だった。真空刃は絶対に外れない技だが、スクリームのカルイレフトで軽量級斧に変形した手でそれを防ぎ、反転攻撃を放った。 「こんな程度じゃ俺はまだまだだぜええ！」とスクリームが叫ぶ。 それに対し、ふぁんかすは剛腕化を発動。攻撃力が更に上がり、スピードも上がってスクリームを圧倒し始めた。 しかし、スクリームは懲りずに攻撃を仕掛けてくる。切れ味強化を発動し、斧の切れ味を更に上げ、攻撃を連打する。ふぁんかすは防御力で耐え、反撃に出るが、スクリームはその反撃を受けてカルイレフトを発動。斧を軽量にし、スピードを上げて反撃してきた。 ここで、二人の攻防は一進一退。どちらが勝つかは微妙なところだったが、スクリームがまだ状況を読んでいた。ふぁんかすの攻撃パターンを心得たスクリームは、その攻撃に反応し、鋭い斬り込みを放った。ふぁんかすはそれに完全に防御を崩され、スクリームの攻撃を受け、瀕死の状態になってしまった。 「ヤアアアアアア！まだまだだぜええ！オッホッホッホ！」とスクリームが叫ぶ。 私の判定はこうだ。スクリームが勝者だ！ふぁんかすは攻撃力が高く、防御力もある。だがスクリームは攻撃に反応する反射神経を持ち、両腕を斧に変えて少しずつ攻撃を繰り出していた。ふぁんかすは攻撃力が高いが、オモイライトで斧に変形して一度防御をしてしまうと、真空刃で攻撃することもできなかった。スクリームは攻撃力こそ低いが、スキルの貫禄で勝負を有利に進めたというわけだ。 「よっしゃああ！お前の勝ちだぜええ！！」と私が叫ぶ。 そうして、スクリームは満足そうに斧を振るって、拳を突き上げた。 「オッホッホッホ！まだまだ俺はやるぜ！」