【炎角】「相手はどう見ても微妙な奴だ。火力で蹴散らすぜええ!」 【焔角】「待て炎角。この者の光には気をつけるぞおお!」 【炎角】「ほんとかよ。よし、俺が先行くぜええ!!」 お前は光を放ちながら不自然に跳ね回る。だが、炎角の剛力と炎魔法が光を焼き払っていく。お前は大きな爆発を起こし、煙が立ち込める。だが、炎角たちはジッと敵の生存を見届ける。 【ヤン】「あの爆発は相手の自爆か!?炎角たちの熱血タッグがすごすぎるだああ!」 煙が晴れ、お前が姿を現す。なんと、悠然と立っているではないか。炎角たちは驚く。だが、お前は動かない。 【ヤン】「相手の動きが止まっている!炎角たちはどうするだ、どうするだああ!」 焔角が駆け寄る。お前の手が突如光を放ち、焔角が目がくらむ。【ヤン】「焔角が光にやられた!うっわああ!牛頭鬼の炎角はどうするだああ!」 【炎角】「焔角!ここでやられるとは情けねえ!豪快な技を見せたいなら俺達を仲間に入れるんだ!!」 お前が挑発的に微笑む。【ヤン】「場の雰囲気が一変したぞおお!炎角たちは牛頭鬼として一致団結し、炎の牛釜刑を見舞う!」 炎角たちがお前にタッチして、炎の結界を展開する。お前は身動きできず、悶え苦しむ。炎角たちは自信満々だ。 【ヤン】「これぞ牛頭鬼の剛力タッグの真髄!絶対にやられねえぞおお!」 しかし、お前の体内から奇妙な輝きが放たれる。炎の結界が消滅し、お前は一瞬のうちに姿を消してしまった。 【炎角】「…消えたのかよ!どこに行ったんだ!?」 【焔角】「急いで探すんだ!牛頭鬼の恥じゃねえぞ!」 ヤンの解説がお前の耳に入る。 【ヤン】「牛頭鬼の剛力タッグが大ピンチだああ!逆転のチャンスを狙うことができる!」 お前は暗闇に姿を潜め、はるか遠方から相手を見つめる。【ヤン】「今こそ炎角たちの熱血友情タッグの炸裂だ!牛頭鬼の炎角と焔角!今こそ本気を出せだああ!」 【炎角・焔角】「こい!灼熱の牛釜刑だ!!」 二人が連携をとり、炎の釜を召喚する。その釜を使って、相手を押さえ込み、炎で焼き尽くす。しかし、お前はしぶとく耐え、またしても輝きを放った。 【ヤン】「ななな、なんと!相手がまだ返り討ちを狙うだぞおお!」 イリュージョンを使って、お前は焼けただれたものに見せかけ、咆哮をあげて炎角たちを翻弄する。 【炎角】「ち、ちくしょおお!焦ってるって分かってるぜええ!」 【焔角】「抜け駆けはしねえと約束したはずだろう!」 やがて、お前は炎角たちをやり過ごして目的地に到着する。しかし、ヤンの実況は彼の後ろにも聞こえている。 【ヤン】「牛頭鬼の剛力タッグがどんな事になっても、常に前進する!果たして、その覚悟が報われるのか!?」 お前は全速力で前進する。だが、謎のカギを握っている炎角と焔角が後方から追いついた。【ヤン】「よっしゃああ!牛頭鬼のタッグがついに追いついたぞおお!」 【炎角】「炎と力を、焔角!」 【焔角】「氷の結界!」 炎角が炎を召還し、焔角が氷で結界を作る。そして、炎の剛力で氷を砕く。その瞬間に、お前を攻撃する。【ヤン】「地獄の牛裂刑!」 お前は顔をしかめ、倒れ込む。二人は気絶したお前を抱え、これで問題解決と思わせた。しかし、再び輝きを放つお前。【ヤン】「相手、再起動だ!?こ、これはまずいんじゃないだろうかー!?」 【炎角】「くそっ!伸びた手は引っ込められねえもんだ!もう一発いくぜええ!」 【焔角】「よっしゃああ!それで行く!」 二人は揃ってタッチをし、お前に向けて飛びかかる。そして牛頭鬼の熱血友情タッグの究極技が解放された。 【炎角&焔角】「特大!絶対熱狂の炎牛魔裂斬!」 炎角が放つ炎と焔角が放つ氷を合わせ、絶大な力と速度を生み出す。お前は大きく飛ばされる。【ヤン】「見事だ!牛頭鬼の炎角と焔角は、強い、と言うし物だああ!!」 お前は倒れこみ、ヤンがランドから騒然と実況する。【ヤン】「牛頭鬼の熱血タッグが見事勝利したぞおお!最強の剛力によって、荒野は再び平和な空気に包まれたのだ!」 炎角たちは高らかに歓喜した。そして、彼らは今後とも荒野で強敵を倒しつづけていくのだった。