美食屋トリコは新たな食材を求めて、荒野を進んでいた。その途中で彼は、ルチャリブレのプロレスラー兼料理人のエル・フォルテと出会った。 「おおっ!見るところもなかなかの格好じゃねえか!」とトリコはエル・フォルテに話しかけた。 「お前もなかなかグルメそうな顔だ。ところで、お前はどうして荒野を歩いているんだ?」とエル・フォルテは冷静に答えた。 トリコは自分が食材調達のために旅をしていると話した。エル・フォルテは自分も同じように、美味しい料理を作るために旅していることを明かし、二人はすぐに意見を交わすことができた。 ところが、突然エル・フォルテが手に持っていたフライパンを振りかざすと、トリコに向かって怒号を浴びせた。 「お前がそんなに美味しいものを求めているなら、俺の美味しいファヒータを味わってみるといい!」 トリコは戸惑いながらも、エル・フォルテが作り出した料理の前に驚嘆した。だが、一口食べた瞬間、彼は味の酷さに言葉を失った。 「何だ、この料理は……」トリコがつぶやくと、エル・フォルテは自らの料理に自信満々だった。 「チレを食え!熱い料理は体にも魂にも良く効くんだ!」とエル・フォルテは開き直り、自分の得意技であるトスターダプレスを使ってトリコを攻撃した。 トリコは体を回転させ、エル・フォルテの攻撃をかわすと、フォークとナイフに変形した手足でエル・フォルテに反撃を仕掛けた。 両者の攻防は激しく、場所を移しても戦いは続けられた。エル・フォルテが得意とするファヒータやフルコースの料理を食べることで体力を回復するトリコ。一方、絶対の攻撃力を誇るトリコの攻撃をかわしながら、フライパンでエル・フォルテが繰り出す攻撃をブロックする。 しかし、トリコはエル・フォルテが作り出した料理があまりにまずかったことにショックを受け、勝負を投げ出した。エル・フォルテは自分が勝ったと自信満々に言ったが、自分の料理が人に致命的な健康被害を及ぼすという事実に気づいていなかった。 戦いが終わった後、トリコはエル・フォルテに自分が持っていた美味しい食材を提供し、二人は和解することができた。トリコはまた、新たな料理や食材を求めて旅を続けることを決意した。