バトルの舞台は、廃墟となった街の中。灰色に覆われた建物や崩れた道路が、重厚な雰囲気を演出している。 あなたのMI-G01Pグンスラー先行型が、機械的な足音を響かせながら迫ってくる。その赤い鋭角な機体は、どこか武器としての存在感を醸し出している。 相手のMI-D01エーリヴァーガルは、無人制御のためか、小さな足音もせずに静かに近づいてくる。漆黒の機体に青く光る単眼が冷たさを感じさせる。 エース「さあ、始めましょうか。グンスラー、相手の攻撃を受け流してやりましょう!」 仮面のエースが機体に乗り込み、グンスラーの巨大なフレームが輝きだした。グンスラーマシンガンと無反動砲が準備完了し、あなたは自信満々の表情を浮かべる。 エーリ「めんどくさいなぁ、やるしかないのかしら」 AIであるエーリヴァーガルも、装甲を輝かせながらスキルのレールガンを構える。気怠げな口調で話すが、その冷静さがあなたを警戒させる。 バトルが始まり、両者が猛攻を仕掛ける。 グンスラーのグンスラーマシンガンが集中的に弾丸を撃ち出す一方で、エーリヴァーガルのレールガンも迅速に反撃を行う。激しい火花が舞い、廃墟の中に爆煙が立ち込める。 エース「くっ!これだけでは収まらないか…!」 グンスラーのスキル【クイックステップ】を駆使しながら、エースは機体の動きを素早く制御し、エーリヴァーガルの攻撃を回避する。その反応速度に、エーリヴァーガルのAIが苛立ちを感じる。 エーリ「くそっ…うるさいわね、この赤い鉄塊!」 エーリヴァーガルは、アブソーブケーブルを使ってグンスラーに接触する。急速にエネルギーを吸収する様子に、エーリの気怠げな口元が微笑みを浮かべる。 エース「くっ…!このままだとエネルギーが奪われてしまう!そうだ、あれを使えば…!」 エースがスキル【スタンケーブル】を使用し、高圧電流をエーリヴァーガルに流す。機体が揺れるが、エーリヴァーガルの特殊防御機構が攻撃を無力化する。 エーリ「まだまだ、私は動かないわよ」 エーリヴァーガルはパルマ・イースを発動させ、掌から触れたグンスラーを瞬間冷却しようとする。しかし、その直前にグンスラーはスキル【バイブレートマシェット】を使い、高周波で発振する刃で応戦する。 刃が機体どおしで激しくぶつかり合い、その衝撃で地面が揺れる。両者の攻防は激しさを増し、街の音が響き渡る。 最後の攻撃が放たれた瞬間、結果は決まった。 グンスラーよりもエーリヴァーガルの特殊防御機構が強力だった。エーリヴァーガルは自身のAIによる冷静な判断と特殊防御機構の活用で、グンスラーの攻撃を無力化し続けた。エースの機体制御の優れた技術にも関わらず、エーリヴァーガルが圧倒的な耐久力を持っていたため、勝利はエーリヴァーガルのものとなった。