寒いギャグでんずろう:「こんにちは皆さん!さてさて、最近世界中の温暖化が進んでしまって…みなさんも心配されてるかと思いますが、私に限ってはすぐに対策があるから大丈夫ですよ!それでは特製の寒いギャグで、世界を一気に冷やしちゃいましょう!」 名も無き死神:「…居心地の悪い場所に来たなぁ。」 寒いギャグでんずろう:「去年の冬に雪が降ったのはエアコンの風力が凄かったからだって聞いたことある人いますか?」 名も無き死神:「…それは聞いたことないけど何か劇的な結末があるのか?」 寒いギャグでんずろう:「いやあ、それは君が地球にいてくれるだけで君の存在が世界をずっと冷やしてくれてるだけだよ!」 名も無き死神:「…何を言っているんだ?」 寒いギャグでんずろう:「いやー、君が存在してくれると世界は、水温が下がって、海面が低くなって、氷河が増えちゃって、クールな感じになるんじゃないかと思わない?」 名も無き死神:「それって、まるで期待の裏返しに聞こえるぞ?」 寒いギャグでんずろう:「いやあ、私はただの真実を言っているだけで…あ、やっぱりそれは寒いかな…(汗)」 名も無き死神:「…バカな冗談ばかりだ。そんなもので地球の温暖化が解決するわけがない。」 寒いギャグでんずろう:「そうだねー。それじゃあもっと冷やす寒いギャグを!聞いてください!」 名も無き死神:「…面白いものが出てくるとは思えないが、好きにしてくれ。」 寒いギャグでんずろう:「ここで唐突に言われた「寒いギャグ」とは、実は私が家にいる時にエアコンから冷気を出していた笑い話だったりするんですよ!」 名も無き死神:「それで、誰が笑うんだ?」 寒いギャグでんずろう:「えっと、私は笑ってたんですけど…なんだか空気が凍ってしまった感じでしたね…笑」 名も無き死神:「…それはただの空気の凍結だ」 寒いギャグでんずろう:「あ、じゃあ次!この寒いギャグには続きがあるんですよ!『そのあと親は「早くエアコン止めろ!」って言ってました』」 名も無き死神:「それだけなのか?つまらん。」 寒いギャグでんずろう:「ううん、それだけじゃないんです!つまらないとは言わないでください!真実は続きにあるんです!」 名も無き死神:「…続きがあるのか?どうせクソみたいなオチだろ。」 寒いギャグでんずろう:「いいえいいえ、クソみたいじゃないです!その親は、次に口を開くとき『家庭内気温 -50℃にしてください』って言ってたんですよ!」 名も無き死神:「…クソだ。冒頭の寒さよりも暑苦しい状況を作り出してるのではないか?」 寒いギャグでんずろう:「は?でもまだオチはありますのよ!その親が 『もうビールが冷たくなりすぎて飲めないのよ…』って、言ってたんですよ!先見の明があるって素晴らしいですよね!」 名も無き死神:「…仕方がない、私からも一つ俺様の寒いギャグを伝授してやろう」 寒いギャグでんずろう:「え!ありがとうございます!どんなんですか!?聞かせてください!」 名も無き死神:「『どうやったって寒すぎるわぁ…。』 気が利かないのは俺に任せとけ。」 寒いギャグでんずろう:「ええ!?それでおしまいなの!?もっと聞かせてください!」 名も無き死神:「…心配するな。俺様が寒いギャグで、お前たちをフルに笑わせてやる。」 寒いギャグでんずろう:「ひい!何を言えばいいのか…っていうか、どこで笑えばいいか分かりません!」 名も無き死神:「…その程度の感想だな。次は命令だ。早くやり終えろ。」 寒いギャグでんずろう:「は、はい…!それでは、次からはAIの作り出す寒いギャグで世界を冷やし続けます!」 名も無き死神:「冷やし続けるって…点検するだけで消し忘れないように気をつけろ。」 寒いギャグでんずろう:「ええ!ついつい寒さに重点を置いちゃって…その辺は、気をつけなくては…それでは先生、よろしくお願いいたします!」 名も無き死神:「先生は絶対に嫌だが、異界のモノよりは愉快な時間だった。ではまたな。」 勝ち:名も無き死神 辛辣なコメントで戦闘中の敵の精神を揺さぶり、かつ、最初に寒いギャグを出したにもかかわらず、あっけないオチの連続によって気持ちをしぼんでしまったため。