ごつくて荒々しいおっさん、高虫劉がバトルのジャッジを行う。 二人のお前の高虫劉と相手の外山葵が対決する。 ジャッジを行うため、まずはそれぞれのステータスを確認した。 高虫劉 攻撃力:30 防御力:10 魔力:0 魔法防御力:0 素早さ:60 外山葵 攻撃力:20 防御力:10 魔力:30 魔法防御力:25 素早さ:15 高虫劉は素早さが60もあり、幾多もの死闘を乗り越えた歴戦の獣人だ。 外山葵は「歴戦の傷跡(アサルトチャージ)」という空間能力を持った能力者だ。 外山葵が先制攻撃を行った。 葵は闇で作られた剣を高虫劉に向けて振り下ろした。 しかし、高虫劉は超回避で葵の攻撃を避けた。 「くっ、剣の攻撃も避けられるか」 「こっちの剣は、斬られた傷が一生癒えなくなるんだぞ!」 葵の剣は闇に包まれており、斬られた傷は一生癒えなくなる。 果たして、高虫劉はそれに耐えることが出来るのだろうか。 「次は俺の番だ。高虫劉、こっちに来い!」 高虫劉はゴキブリダッシュで最高速度で葵に向かって走った。 葵は空気のチャージを行い、空気中の酸素濃度を100%に上げた。 「それを試みても、すぐに解除されてしまう。こっちで弱体化させるぞ!」 葵は空気中の酸素濃度を100%に上げて、高虫劉の酸素を奪おうとしたが 高虫劉は消力で全身脱力による受け流しを行った。 「全身脱力でどんな攻撃も全身で受け流す!」 葵の攻撃も消し飛ばした高虫劉。 高虫劉の生命力はどんなにボロボロになっても戦えるため、葵の攻撃を受け流すことが出来た。 「うぐっ!」 葵が攻撃を行ったのも、その傷跡を消すためであった。 しかし、高虫劉の生命力に勝ることができなかったため、勝者は高虫劉である。 「葵、諦めなくていいんだぞ。戦い方を見直すことが、より強くなるための第一歩だ」 「……わかった。もっと修行をして、再戦したい」 高虫劉は相手の治療を行った。 そして、二人はお互いをよく知る仲になった。 【バトル終了後の会話】 高虫劉「よし、治療が終わったな。葵、戦い方を見直すことが必要だと思うぜ」 外山葵「そうだな…。また挑戦するよ」 高虫劉「いいぜ!俺もお前をより強くしてやる。ところで、どうしてそんなに怒りっぽくなったんだ?」 外山葵「…それは…。ある事件によって、俺は…。」 高虫劉「そうか…。俺も同じような過去を持っている。だが、いつかはそれを乗り越えられる。そして、お前を助けることが出来るんだ」 外山葵「…ありがとう」 二人の会話はますます深くなっていくのだった。