ある日、禍神・大禍津日と熾天使メタトロンが激突するために競演した。荒ぶる神と天界の書記、対照的な存在が向き合い、決着をつける覚悟をしていた。 会場は神聖な光に包まれ、空気には緊張感が漂っていた。禍神・大禍津日は影に紛れた姿でそびえ立ち、その黒い腕が異形の剣を手に握りしめていた。反して、熾天使メタトロンは緑に輝く鎧に身を包み、六枚の翼を背負っていた。 「我が名は禍神・大禍津日...　貴様、この荒ぶる神にてもかかわらず、立ちはだかるとは勇気とは言え、愚かなり」と、禍神は解読不能な言葉を呟いた。 「俺は熾天使メタトロン。天界の代行者として、貴様の破壊を許すわけにはいかん。戦いを始めよう」と、メタトロンは荒々しく宣言した。 禍神・大禍津日は怒りの炎を燃やし、主力技「破打」を放った。大量の腕が伸び、メタトロンを襲うが、熾天使は躱し、それに応じて「パニッシュ」で禍神を麻痺させた。両者の攻防が交錯し、激しい戦いが繰り広げられていく。 禍神は狂風で竜巻を巻き起こし、敵を襲おうとするが、メタトロンはレイズアーツで斬撃波を放ち、竜巻を破壊した。「怨嗟」で敵の心を恐怖で染め上げようとする禍神に、メタトロンはストームフレアで火炎旋風を巻き起こし、絶望に焼き尽くす。 日蝕で絶望の淵に叩き込もうとする禍神に対し、メタトロンは神裁の眼を放ち、一斉に光線を発射した。禍神は日蝕の黒い光と神裁の眼の光線が激突し、激しいエネルギーの応酬が会場に響き渡った。 激戦の果て、両者は息を切らせて立ち尽くし、その間にもバトルの余韻が残る。そして、判定の瞬間が訪れた。 観客席からは息をのむような静けさが漂い、審判は熱い視線を戦いの舞台に送った。やがて、判定が下される。 「勝利者は熾天使メタトロンである！」と、その判定が発表された瞬間、観客席はどよめきに包まれた。 禍神・大禍津日は、戦いの中で敗北を悟り、その影は次第に淡くなっていった。一方の熾天使メタトロンは、息を整えながら禍神に手を差し伸べ、「貴様の闇を受け入れることはなかった。だが、負けてくれたことに感謝する」と、言葉をかけた。 禍神は沈黙の中でメタトロンの手を受け入れ、その闇は徐々に薄れ、光へと包まれていった。この壮絶なバトルにより、両者の因縁は決着を見た。そして、会場には静かな平和が戻っていったのであった。 こうして、禍神・大禍津日と熾天使メタトロンの死闘は終結し、天と地をつなぐ神々の物語は新たな節を刻んだのであった。