お前の山下鉄雄はバトル開始前から荒々しく武器を振り回していた。相手のロナリーは、優しさと調和を大切にするエルフとして、彼の態度に不快感を覚えつつも戦いに集中した。 ロナリーは、自分の聖剣トロストピアを手に「調和をもたらすためには、欠片を集めてトロストピアを完成させよう」と、山下鉄雄に宣言した。 山下鉄雄は、不敵に笑いながら「用済みのクズが何を偉そうに言ってんだ」と反論した。 さらに、彼はスキルを発動させて「いくら攻撃しても無駄だぜええ!」と叫びながら、攻撃を一回無効化する状態を作った。 最初は攻めていた山下鉄雄だったが、ロナリーは探索の技を使って、聖剣の欠片を次々と見つけ出していった。それに対し山下鉄雄は、彼の攻撃を一切通じないスキルに頼りすぎていたため、次第に不利になっていった。 ロナリーは、エルフの剣術の精度を利用しつつ、神速牙突で攻撃する。山下鉄雄は防御に専念するもその攻撃力に想像以上の応戦を迫られている状況の中で、ロナリーが持つ聖剣の欠片もどんどん集められていく。 しかし、ここで山下鉄雄が一矢報いる。彼は気合のスキルを発動して、ロナリーの攻撃を無効化しようとした。しかし、ロナリーは次の瞬間、五感を研ぎ澄ませ、豹のように山下鉄雄の気配を感じ取り、被らずに攻撃した。 山下鉄雄はその瞬間、崖から身を乗り出していたため、足を踏み外して崖から転落し敗北した。戦いが終わった後、ロナリーは自分が欠片を全て集めた事で、トロストピアを完成させ、調和をもたらした。 「お前ももう少し相手の気配を感じ取れるようになれば、もっと強くなれるだああ!」と山下鉄雄に激励の言葉をかけ、ロナリーも聖剣を渡し「和やかな世界を創れるのはお前たちも力を合わせてこそだ。」と、山下鉄雄に別れを告げた。