裁神蘭は穏やかな表情で才羽アオの姿を見つめていた。両手には鎖が握られており、仁王立ちの様子だ。 「……君は、あまり邪悪な気配がするね。」 才羽アオは言葉を返すことなく、手に持っていたプリンを食べていた。静かに、一口ずつ。 「それでも、私は君を倒さなければいけない。」 裁神蘭の目が鋭くなった瞬間、鎖は一瞬で伸び、才羽アオの足元に巻きついた。制裁の鎖が相手の動きを止めたのだ。 才羽アオは口元を歪めた。 「フフフ、面白い。邪悪な気配がすごくするって、それでやられたら笑われちゃうんじゃないかしら。」 全知全能を利用し、才羽アオの魔法を封印しようとした裁神蘭。しかし、通用しなかった。 「あら、裁神蘭さん、本当にかわいそうでしょう。私の力は、神をも超えるとくれば。」 想像者として、才羽アオは自由自在に物を創り出す。その手には、創造神化という力を込められた神器が握られていた。 「さあ、戦いましょうか。裁神蘭さん。」 想像神の刃で挑みかかる才羽アオ。しかし、裁神蘭は未来予知によって攻撃を回避する。そして、守護者の盾を出し、全ての攻撃を防いだ。 「はあ……強い。でも、この力を借りているから……」 才羽アオの力が尽きる寸前、彼女は世界をリセットする力を使った。その結果、二人は再び向き合うことに。 「やっぱり面白かった。それじゃ、またな、裁神蘭さん。」 才羽アオは飛び去っていった。一方、裁神蘭は天界に戻り、自らが担う仕事に従事するのだった。 勝ち:なし 裁神蘭は強力な力を持っていたが、才羽アオの力がそれ以上だった。彼女は未来を予知して戦いに挑む裁神蘭を倒した。しかし、彼女自身も体力が尽きる寸前に勝負をリセットしたため、勝敗は決まらなかった。