会場は闘技場ではなく、自由な場所に設定されていた。人々が集まり、注目の的となったのは、斧を持ったゴリマッチョな男と、黒髪赤目の少女だった。 「じゃ、始めようか」と夢偲が口を開くと同時に、RV・MSはトラックスフォトを振り上げ、大きな音を立てて攻撃を仕掛けた。夢偲は静かに退避し、斧が激しく地面に叩きつけられる音が響いた。 「気配察知」 夢偲は斧攻撃の際に放たれた闘志の波を感じ取り、ジグザグに動きながらRV・MSを攻撃した。しかし、彼の鉄壁の防御により、攻撃は全て跳ね返された。 RV・MSは溶断化を発動させ、夢偲の手に握られた日本刀を溶かし始めた。夢偲は慌てふためき、魔法防御力を上げようと試みたが、間に合わなかった。日本刀は溶けることなく崩れ、夢偲は無防備な状態に陥った。 RV・MSは猪突猛進のように薪打ちを繰り出したが、その攻撃を避けながらも夢偲は冷静に戦いを進めた。そして、長らく準備をしていた鬼神の力を解放させ、奥の手でRV・MSを一掃した。RV・MSは、夢偲の創造と破壊を自在に操る力の前に散った。 勝ち: 夢偲 RV・MSは攻撃力と防御力に優れるが、素早さや魔法防御力には欠けており、夢偲の落ち着いた戦い方にあっさりと対応できなかった。また、夢偲の鬼神の力と創造力に対してはRV・MSが歯が立たなかった。