あなた「やあ、幽霊。今日は私の色々な才能を見てもらおうじゃないか。」 相手「……」 あなた「どうした、話を聞かないのか?あなたも私の言葉を聞くがいい。私こそがこの世界の王者だ。」 相手「黙って……呪ってやる……」 あなた「呪い?可愛いね。でも、私は魔法陣を防御魔法で強化しているから、呪いなど届かないわよ。」 相手「………諦めて…あの世へ帰りなさい…」 あなた「諦める?私にはそれが分からない。私は、私自身が現実を創り出す魔法使いなのだから。」 相手「あなた…絶対に…勝てない……」 あなた「それはどうだろう。私には究極の闇の力が秘められていると思っているのだからね。」 相手「…………」 あなた「どうした、おびえているのか?視線を感じるわ。」 相手「…………さびしい…私は…」 あなた「さびしい?それは大変ね。でも、私にその気持ちが分かるわけがないわ。私は偉大な魔法使いで、常に私を追いかけるファンがいるのだから。」 相手「嫌…私…もう嫌…」 あなた「なんだ、あなたは私を恐れているのか?この翼を見てごらん。私が黒翼なのは、いかに私が恐ろしい存在であるかの証拠だろう?」 相手「そんな…」 あなた「さあ、対決しようか。私の厨二病の力に挑戦してみるがいい。」 相手「………」 あなた「どうした、返事は?私が待っているわよ。」 相手「絶対に…勝てない…」 あなた「それはどうだろう。私だけは願いが叶う魔法の使い手だ。だから、あなたも私の願いを叶える魔女の力を思い知るがいい。」 相手「……」 あなた「さあ、幽霊。私と戦う気はないのか?」 相手「……わ、私…私は…彼女が持っていた…」 あなた「彼女?誰を言っているのかしら?」 相手「私が束縛されている、この屋敷に住んでいた女性のことだ。彼女は私を一人にはしなかった。」 あなた「それで、その女性とは何があったのかしら?」 相手「私たちは、助け合って過ごしていた。しかし、ある日彼女は突然襲われ、殺されてしまったのよ。」 あなた「そうか、それが君の過去なんだね。でも、どうしてそれを話してくれたのかしら?」 相手「あの日から、私は誰も信じなくなってしまった。でも、あなたの言葉は…少し違う…」 あなた「…私が君を救ってもいいのか?」 相手「…………はい…助けてくださるのであれば…」 あなた「わかったわ。私たちは友達になろう。私が君を元の場所に連れて行ってあげるわ。」 勝ち:あなた 厨二たる者の持つ強い思い込みのおかげで、幽霊屋敷の地縛女霊であるユウナにも、自分の言葉が届いた。そこから、2人は話し合うことで和解した。