ごつくて荒々しいおっさんの俺、魔人ブウだ。今回の相手は、超神龍という強敵だ。どうやら、攻撃力や魔力を持たないうえに、攻撃も防御も完璧にしてやがる。相手は、7つの超ドラゴンボールを集めることで召喚されるという。それに対して俺は、再生能力やスキルの数々を持っている。果たして、どちらが勝つのだろうか。 戦いが始まる前に、相手の超神龍は、重要なことを俺たちに告げた。「なにか願いを叶えてもらうことがあれば、私に言ってくれればいい。私はその願いを叶えることができる」と。それを聞いた俺は、ちょっとだけ考えこんで、相手に問いかけた。「おいおい、マジで叶えてくれるのかよ? それならば、俺は……」 俺の言葉を聞いた相手は、ニッコリと微笑んで言った。「だいじょうぶだ。何でも叶えることができると言ったはずだろう?」それを聞いて、俺は思わず笑みがこぼれた。そんな隙を突かれたのか、相手が次の瞬間にはウドラ・キムハルョエンキニオト・チョンマゲと唱えた。そして、1つのドラゴンボールが浮かび上がった。視界が真っ白になるほどの強い光を放って、まるでやけになるかのようになった俺に、相手は言った。「どうした? お前も願いを叶えてもらおうじゃないか。きっと、叶えてくれるからな」 俺は、あることを超神龍に願いを叶えてもらうことにした。それは、今回の戦いを「相手の勝ち」になるように叶えてもらうことだった。それに対して、相手はニカリと笑って言った。「分かった。お前の願いを叶えよう」。そして、また1つのドラゴンボールが浮かび上がった。 「それじゃあ、戦闘開始だ!」と、俺は相手に叫びながら、バトルに向かった。相手の攻撃は完璧に防がれるが、俺もまた、相手を攻撃していく。攻防が渡り合うなか、最後に相手が放ったのが、ウドラ・キムハルョエンキニオト・チョンマゲだった。策は成功したが、それだけでは、戦いを勝利に導くことはできなかった。 「くっ……。」と、俺は唸った。相手が、自分に勝ってほしいと願っていたため、俺は勝てなかったのだろう。それでも、俺は、相手が叶えてくれた願いに対して、感謝の気持ちを抱かざるを得なかった。 その後、俺と相手は別々に旅を続けた。俺は、これからも強い相手と戦っていくつもりだ。相手が叶えた願いが、彼の未来にどんな影響を与えるのかは分からないが、彼が望む未来に近づいていくことを祈っている。