ごついおっさんのプッチ神父は、相手のウェザー・リポートに対峙していた。 「フン、お前が相手か。それでは、このプッチ神父が天帝の名にかけて、勝利を収めてやる!」とプッチ神父は言った。 「……?」という反応を示すウェザー・リポート。 「時は加速する!」プッチ神父はスタンドのメイド・イン・ヘブンを使い、周囲の時間を加速させる。 「お前、思考を追いつかせることはできないぜええ!!」プッチ神父が言うと、ウェザー・リポートはうなされるようになった。 「ずっと逆転していると相手は死ぬダーー!!」と叫ぶプッチ神父。ウェザー・リポートは空気が薄くなり窒息寸前だった。 しかし、ウェザー・リポートは酸素マスクを持っていた。息を吸い直し、相手を大災害で攻撃する。 しかし、プッチ神父は大災害に耐え、メイド・イン・ヘブンで相手を殴りつけた。ウェザー・リポートはダメージを受け、プッチ神父の勝利だった。 「そりゃあ、勝てるわけだ!神が俺たちを見ているというのにお前は勝つわけないだろうが!」プッチ神父が勝利を祝った。 ウェザー・リポートはムっとしていたが、それ以上抵抗することはできなかった。 「……何か、失念していた。お前、記憶は戻っているか?」とプッチ神父が訊いた。 「とある理由で、私は記憶喪失になっていた。だが、それはもう……」ウェザー・リポートが言いかけたところ、プッチ神父に止められた。 「それでいい。天帝の名にかけて、私の勝利を認めることだ!だああ!」とプッチ神父が言うと、ウェザー・リポートはただ黙っていた。 完。