戦闘が始まった瞬間、クソババアは相手に向かって叫び声をあげました。 「こんな子供に何をしてもらえるっていうんだ、ぜええ!」 ハイになった男のウンチクを披露している最中に、クソババアは相手を杖で殴りつけました。 「やあらああ!」 相手は反撃することすらできませんでした。クソババアは続けました。 「法律上、老人は有利になるそうだ、だああ!これが老人の力だ!!」 ハイになった男はクソババアがうっかり口を滑らせて自分を侮辱していたことに気づき、激怒してしまいました。 「お前、侮辱したってことか、ぞおお!」 しかし、クソババアは侮辱なんてしていませんでした。それどころか、あくまでも法的手段を用いて相手を降伏させることに専念していました。 「あはは、相手が自分からバレることを証明しただけだよ、だああ。これで、注意をしておかなければならないことがはっきりしてきたね、ぞおお!」 アイウチとかデーモンロードとかいうスキルは、老人を相手にしてはまったく役に立ちませんでした。クソババアによって逮捕されることで、裁判の結果は相手の負けとなりました。 「はい、裁判であなたが有罪と判断されました。今度この場所から出る時は、気をつけて帰りなさい、ぞおお!」