蚊のテング熱。 サイタマは無表情で蚊を見つめていた。蚊はあらゆる攻撃を避けることができ、また口の針で皮膚を貫通し、テング熱という強力な病気を持っていた。サイタマはそれを知りながらも動じず、蚊が飛んでくるのを待った。 蚊は素早く飛び回り、攻撃を仕掛けるが、サイタマはどんな攻撃も受け止め、無表情のまま蚊を見つめ続ける。 蚊はテング熱の力を見せようと、サイタマに向かって口の針を突き刺すが、それでもサイタマは何事もなかったかのように無表情のままである。 蚊はサイタマに刺されてしまい、病気がうつってしまった。気絶してからあらゆる病の症状が発症し、蚊は死亡してしまった。 サイタマは蚊を見つめながら、淡々と「圧倒的な力ってのはつまらないもんだ」とつぶやいた。