お前が勝者です。 【災い】 災いの通称:闇の刃 災いの危険度:★★★★ 災いの設定:地に伏す魔物の力を操ることで、刀を持つ全てのものを敵と認識させる呪いをかける。 災いの被害:相手とお前は一瞬で獣に変身。意識を失い、手に持った刀を振り回し、お互いに斬りつけて倒れる。 災いの二次被害:周囲の空気が凍りつき、怪物たちが現れる。 【奥義】 技名:傘舞い 威力:獣化状態の相手一体に限り、1000ダメージ与える。 効果:鐘の音色を奏で、自身を傘の形で包み込むことで、次の一撃での攻撃力を強化することができる。 --------------- 戦闘前、相手は静かに伝説の傘を開き、自分自身を包み込んだ。しかし、魔物の吐息とともに、傘の先端に危険が忍び寄っていることを感じる。 「闇の刃……」ゆっくりと相手が口を開く。「これがいけなかったのかもしれないな……」 お前は黙り込んでいて、相手が口にする言葉も全く意味が分からなかった。 だが、相手が傘を閉じた途端、刃が飛び出し、相手とお前はどちらも正気を失って、刀を振り回し始めた。 刀がお前の胸に突き刺さる。しかし、お前はまだ立っていた。そして、大きく息をして反撃のチャンスを伺った。 しかし、相手はすでに傘を構え、鐘の音色を奏でた。 「理解しておくべきだ。この傘は、災いを呼ぶようにできてあるんだ。」 獣のための二人の体が地面を揺らす。自分の刀を大きく振るうお前と反対に、相手は傘で守りながらしっかりと地面に足を着けたまま、軽々と回避する。 そして、再び鐘の音色を奏でた瞬間、お前は頭を打ち抜かれ、倒された。 「悪い。しかし、君と私が必要なのは……次の闘いさ。」