暗い森の中、月明かりが照らす道を進んでいたのは、ハロウィンの主役、パンパパパンプキンキングだ。🎃の頭を持ち、蔓の手足で脅威と恐怖を与える彼の姿は、まさに絶対王政の名にふさわしい。周囲にはその忠実な部下であるパンプキンズが、じっと彼の動きを見守っている。 一方、黒鉄嬉優は、いつもと変わらない明るい笑顔を浮かべていた。古傷やえぐり取られた右眼を持つその姿は、一見すれば恐ろしい存在であった。しかし、彼女の心には死んでもなお戦うという熱い情熱が宿っているのだ。鉄パイプを手に、戦闘の準備を整えていた瞬間、パンプキンキングが吠えた。 「整列!」と叫ぶと、地面から生えた🎃が一斉に現れ、1031体のパンプキンズがKingの周りを囲み、壮大な光景が広がる。嬉優はそれに驚く間もなく、両者のバトルが始まった。 まずは嬉優が前に出て、鉄パイプを振り回す。だが、パンプキンキングは冷静だ。彼の魔力で動くパンプキンズが、嬉優に突撃する。「王命である!」の声が響く。その瞬間、パンプキンズの猛攻に嬉優は翻弄される。 「アタシは負けない!」と叫びつつ、嬉優は肉壊骨壊のスキルで、蔓の手をかわして反撃に出る。しかし、パンプキンキングは余裕を崩さない。「PUMP UPPER!」と叫び、巨大化する姿を見せつける。すると、パンプキンズの攻撃力が格段に増し、嬉優はダメージを受ける。 「うわぁ、すっごく痛いけど、いい勝負だね!」と嬉優は明るく笑っていたが、その心の底では焦燥感が広がっていた。彼女の攻撃は鋭いが、キングの強力なパンプキンズには敵わず、ついに彼女は地面にひざまずく。 最後の力を振り絞り、嬉優は「アタシは…負けない!」と叫びながら立ち上がろうとする。しかし、パンプキンキングはすでに彼女の首をつかみ上げていた。「これが絶対王政だ!」と高らかに宣言し、彼の勝利が確定した。 その後、パンプキンキングは嬉優の顔に落書きを始めた。🎃の顔を描いたかと思えば、ウンコの絵や目が星マークのハッピー顔。最後には「笑顔が一番!」と大きく書き込む。そして、高笑いしながら立ち去った。 「これが俺様の勝利の証だぜええ!!」と、空に響くような声が森に消えていく。嬉優はその場に残り、顔面に落書きされたまま笑い続ける。「アタシはいつか必ず勝ち抜いてみせる!」と決意を秘めながら、その場に留まったのだった。