バトルが始まった。 アポトスは静かに相手に向き直り、その強敵、機神千動機甲ヨルムガンドを見据えた。アポトスは自死を司る存在であり、最弱の存在と自らを謙遜した。 一方のヨルムガンドは圧倒的なスペックを持ち、全長14km、総重量約6億6000万tという巨体を誇示していた。そのステータスは計測不能とされ、攻撃力、防御力、魔力、素早さともに20と恐るべき数値を誇っていた。 戦闘は開始され、アポトスは自身の特殊な能力「アポトス」を発動した。相手の生物に備わる防衛プログラムを暴走させる能力だ。アポトスは相手の体に「全ての細胞が悪くなった」と認識させた。 しかし、ヨルムガンドは巨大な機械であり、アポトスのスキルは効果を及ぼすことができなかった。ヨルムガンドの自律思考型独立進化AIが瞬時に対応し、高速自己再生プログラムが作動した。 ヨルムガンドはアポトスを見据え、主要武装を一斉に発射した。光学式熱線砲、狙撃電磁砲、電撃砲、冷凍砲、次元貫通砲が次々にアポトスに向かって放たれた。 アポトスはその攻撃を受け止めることができず、力尽きた。彼は最弱の存在であり、機神ヨルムガンドには歯が立たなかったのだ。 機神ヨルムガンドの圧倒的なスペックと膨大な武装に対し、アポトスの特殊能力は通用しなかったため。 勝者:【機神:千動機甲】ヨルムガンド